昨シーズンは24試合で9回の予選落ちと1回の棄権を経験したイ・ボミ(30)。賞金ランキングは83位に沈み、2015年、2016年と2年連続賞金女王に輝いた面影はない。
「昨年のイ・ボミはアプローチに悩んだ。ボギーを叩かないことが強みだったのに、イージーミスばかり。ただ、練習場ではショットもアプローチも悪くない。スタッフたちは、技術面より、メンタルが原因ではないかと話していた。不調の原因の一つに、他の韓国人選手の相次ぐ来日にプレッシャーを感じていることがあるのではないかといわれています」(ゴルフ誌記者)
たしかに、イ・ボミの成功を受けて、数多くの韓国人美女ゴルファーが来日した。2015年からはキム・ハヌル(30)、2017年からは172センチの8頭身美女のユン・チェヨン(31)が本格参戦した。なかでも意識していたとされるのが一昨年のGWからスポット参戦した“セクシークイーン”の異名を取るアン・シネ(28)だ。
「アン・シネは翌日のウエアをマスコミに公開するなどして、多くのギャラリーを引き連れ、メディアも大騒ぎした。一方、2年連続で賞金女王となったイ・ボミは、“勝って当然”の声がかかるようになった時期で、当時感じていた重圧は大きかったはず」(同前)
アン・シネが日本デビューした2017年4月末、イ・ボミは最終日に同組となったアン・シネと“キンクミ”こと金田久美子(29)という日韓のセクシークイーン2人とラウンド。インスタグラムに3ショットを投稿し、〈今日は韓国ツアー代表美人シネちゃんと日本ツアー代表美人の久美ちゃんと〉〈私は完全にイカ〉というコメントを韓国語で添えた。
「韓国では美男美女の横にいることを“イカになる”と表現するんです。引き立て役という意味もあります」(韓国ツアー関係者)
その翌週には、イ・ボミは予選の2日間をアン・シネとラウンドし、シーズン2度目の予選落ちとなった。このシーズンは2年間守った賞金女王から転落し、賞金ランク23位に終わっている。
「結果として、アン・シネの参戦と軌を一にして成績を落としている格好です。奇抜なウエアとお色気でマスコミの耳目を集め、スポーツ紙の一面を占拠することに、韓国人プロの人気ナンバー1の自負があるイ・ボミには屈辱的だったのではないか」(ツアー関係者)