夜の民放ニュース番組『news zero』(日本テレビ系)の有働由美子アナ(49)と、『報道ステーション』(テレビ朝日系)の徳永有美アナ(43)が火花を散らしている。
双方ともに視聴率が“不調”と報じられたが、放送作家でコラムニストの山田美保子氏は、こう見る。
「番組の顔を変えた結果が視聴率に現われるのはこれからでしょう。2人とも過去に芸能史に残る“不倫騒動”を起こしていますが、徳永アナは成就させ、有働アナは成就していない。その差が女性からの好感度の差として出てくるのではないでしょうか。徳永アナにはどうしてもそのイメージがつきまとうのに対し、有働アナがかつてプロ野球選手と不倫疑惑を報じられたことは忘れられています」
有働アナはNHKを代表する人気キャスターという実績をひっさげての民放デビューで、徳永アナは内村光良(ウッチャンナンチャン)の妻になってからの“復帰”だった。山田氏が言う。
「徳永アナは美人で華がありますが、いくら夫が大物でも“〇〇の妻”という肩書きに数字はついてきません。知名度や好感度では、各段に有働アナの方が上回っているので、少しでも“ウッチャンの妻”色を払拭していく必要があります」
今後を分けるのは“個の力”か。
※週刊ポスト2019年1月11日号