6日に第1話が放送され、好評を博しているNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』。大河ドラマ主演という大役を務めるのは、歌舞伎役者の中村勘九郎(37才)だ。父の故中村勘三郎さん(享年57)も『元禄繚乱』(1999年)で主演しており、父子2代で大河の主演を務める。
今年は、足の速さは誰にも負けない主人公同様、そして干支の猪のごとく勢いよく駆け抜け、活躍を見せてくれそうだ。そんな勘九郎を支え、“デキた妻”と評されるのが前田愛(35才)だ。
1月9日に配信されたNEWSポストセブンの記事「NHK大河主演、中村勘九郎を支えるデキすぎ妻・前田愛」では、夫不在でもしっかりと梨園の妻を務める様子を伝えた。
歌舞伎の名門『中村屋』と『成駒屋』は、大晦日に都内の老舗蕎麦店で過ごすのが50年以上続く恒例行事だが、昨年は、勘九郎は『紅白歌合戦』の審査員など多忙のため不在。この日は、勘九郎の弟・中村七之助(35才)、勘三郎さんの夫人・好江さん(59才)、姉で女優の波乃久里子(73才)、中村芝翫(53才)の母である雅子さん(82才)らで過ごしたという。
毎年、芝翫の妻・三田寛子(52才)が雅子さんをエスコートするのが恒例だったが、この日は不在の中村芝翫夫妻に代わって、前田が高齢の雅子さんをサポート。夫不在の中、前田は7才と5才の息子の面倒を見ながら、“梨園の妻”の務めをしっかりと果たしていたと、常連客の証言が紹介されている。また、歌舞伎関係者も前田について「デキすぎた妻だと評判です」と証言している。
この記事に、ネットでも前田を絶賛する声が相次いでいる。
「子役のときから芸能界で活躍されてたのに、結婚を機に表舞台には出てこない。元芸能人で、ここまで完璧に“梨園の妻”に徹する方も珍しい。本当に立派だと思う」
「大河は色々な方が主演されてますけど、勘九郎さんの奥様は本物の内助の功。旦那様の人気を利用してまで世に出てこようとされる奥様もいる中で、控え目で献身的で素晴らしい。でも奥様も才能のある女優さんとして復活される時を期待してしまう」
「妻としても大変だが、梨園の後継ぎの母はもっと大変そう。(略)結婚前に実母を亡くし、大変な努力をされたと思いますが、謙虚な姿勢を持ち続けているところに好感が持てました。歌舞伎座のロビー等でお見掛けしてもずば抜けて綺麗だし、奥さまのお陰で勘九郎さんの男振りも上がると思います」
また、前田の献身は勘九郎の愛があってこそ、とのコメントも少なくない。