中居正広(46才)の番組が終わる──。そんな報道に業界関係者が驚きを隠せない。現在、中居が抱える5本のレギュラー番組のうち、『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)と『ナカイの窓』(日本テレビ系)が“打ち切り”になると『デイリー新潮』(1月16日)が報じた。ジャニーズ事務所との契約交渉に入る6月に向けて、中居が独立を視野に入れた身辺整理をしているのではないかとの噂まで浮上した。
ちなみに、『~身になる図書館』 の後番組には、ジャニーズ事務所の後輩であるKis-My-Ft2が出演する『10万円でできるかな』が深夜帯から昇格する。中居が後輩に道を譲ったような形になったわけだ。
中居は最近、後輩たちの今後について考えているという。
「昨年末でタレント業を引退した滝沢秀明さん(36才)は1月15日付でジャニーズ事務所の関連会社の社長に就任し、本格的に若手のプロデュースに乗り出しました。滝沢さんの芸能界引退時、中居さんは“これからは出演者と裏方としてタッグを組み、芸能界をいい方向に変えていこう”と誓い合った仲です。滝沢さんはさっそくデビュー前の若手の単独プロデュースを打ち出しました。中居さんもいつまでも自分ばかり出演して“表”に執着するのではなく“若手を後押ししてあげたい”との気持ちを強くしたのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
その中居が期待を寄せる後輩がいるという──。King & Prince(キンプリ)だ。
キンプリは、2018年5月に『シンデレラガール』でジャニーズ事務所のタレントとして4年ぶりにCDデビューした6人組グループ。そのデビュー曲は初週で57万枚を売り上げ、現在のファンクラブ会員数は30万人を突破。今、最も勢いのあるグループだ。
そのキンプリと中居が初共演したのは、デビューから2か月後の昨年7月。中居がMCを務めた音楽特番『音楽の日』(TBS系)にキンプリが出演した。事務所の大先輩との初共演にキンプリメンバーは緊張の面持ちだった。
「生放送で時間がないなか、メンバーが1人ずつ自己紹介しました。カチコチになって将来の夢などを語るメンバーに対し、“いいですね”“はい”など、短い返答や素っ気ない合いの手を入れた中居くんの言動は“塩対応”としてネットを賑わせましたが、あれは中居くんなりの新人いじり。わざと冷たく対応することで、人気グループのキンプリのコメントの純朴さとオドオドしている初々しさを見せたかったのでしょう」(TBS関係者)
キンプリメンバーの平野紫耀(しよう・21才)と中居は、昨年12月放送の『ザ!世界仰天ニュース3時間SP』(日本テレビ系)でも共演した。
「“中居くんと初めて会った”と、天然な発言をした平野くんに対し、中居さんは“え、おれ会ったことあるよ”と寂しそうに返答して笑いを誘いました。実際、デビュー前から周囲の評価が高かったキンプリのなかでも、歌唱力抜群でスポーツ万能でスター性のある平野くんのことを中居さんは認識していました」(芸能関係者)