芸能

ベッキー、大企業CM出演の現実味「禊は済んだ」と広告マン

ベッキー結婚はCMにどう影響するか(時事通信フォト)

 タレントのベッキー(34)が巨人の片岡治大コーチ(36)との結婚を2月13日に発表した。かつて10社のCMに登場していたが、2016年に報じられたゲスの極み乙女。の川谷絵音との不倫により、すべて降板となった。ベッキーはいわゆる「ナショナルクライアント」(知名度の高い全国展開するような企業)のCM出演が多く、まさに「CMクイーン」とも言える存在だったが、その座を失ったのだ。

 約11か月後にLINEのナレーションでCM復帰は果たしたものの、その後出演したのは昨年破産した企業のCMや、地方の商業施設のCMだった。かつての隆盛はもはや見られないが、今回の結婚はナショナルクライアントのCM出演への追い風になるのでは、と広告代理店の営業担当者(40代)は語る。

「これからベッキーはCMの世界に戻るのではないでしょうか。私自身もそう思っていますし、周囲の人間もそう感じています。業界では『みそいだ』といった言い方をしますが、いわゆる『禊(みそぎ)』が済んだ、ということですね。あれから3年、もう充分『みそいだ』といった反応が今回はありました。

 また、今回は不倫ではなく、人として幸せになったパターンです。かつ、ベッキーが干されたきっかけと逆の構図が好印象を与えています。不倫の時は、元々ベッキーが川谷のファンで彼を追っかけ、『略奪』した形になりました。しかし、今回は逆です。片岡コーチが10年来のベッキーのファンでした。自分が追っかけたという構図ではなく、向こうから追っかけられてその愛を受け入れた。このいきさつを鑑みるに、これからむしろ起用したい、という気持ちも出てくると思います」

 とはいっても、ネット上では未だにベッキーを許さないという声は多数出ている。これについて同氏は、「言う人は一生言います。一回失敗したら一生許さないというのはおかしいでしょう。私がスポンサーの決定権者だったら彼女を起用するでしょうし、私がキャスティングを提案する場合は企画に合うのであればベッキーを入れるでしょう」と述べる。

◆「CMクイーン」復活は?

 ある程度、「割り切り」が必要ということだ。また、広告制作会社関係者が予想する展開は、「どのナショナルクライアントが『過去に色々あったものの、幸せを掴んだベッキー』が登場するCMの第一弾を作るか」のレースが開始するというものだ。何しろ、「ベッキー結婚後初CM」となれば、テレビをはじめとしたメディアが大々的に番組の中で紹介することが見込まれる。

関連記事

トピックス

公選法違反で逮捕された田淵容疑者(左)。右は女性スタッフ
「猫耳のカチューシャはマストで」「ガンガンバズらせようよ」選挙法違反で逮捕の医師らが女性スタッフの前でノリノリで行なっていた“奇行”の数々 「クリニックの前に警察がいる」と慌てふためいて…【半ケツビラ配り】
NEWSポストセブン
「ホワイトハウス表敬訪問」問題で悩まされる大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平を悩ます、優勝チームの「ホワイトハウス表敬訪問」問題 トランプ氏と対面となれば辞退する同僚が続出か 外交問題に発展する最悪シナリオも
女性セブン
日本一奪還に必要な補強?それともかつての“欲しい欲しい病”の再発?(時事通信フォト)
《FA大型補強に向け札束攻勢》阿部・巨人の“FA欲しい欲しい病”再発を懸念するOBたち「若い芽を摘む」「ビジョンが見えない」
週刊ポスト
2025年にはデビュー40周年を控える磯野貴理子
《1円玉の小銭持ち歩く磯野貴理子》24歳年下元夫と暮らした「愛の巣」に今もこだわる理由、還暦直前に超高級マンションのローンを完済「いまは仕事もマイペースで幸せです」
NEWSポストセブン
ボランティア女性の服装について話した田淵氏(左、右は女性のXより引用)
《“半ケツビラ配り”で話題》「いればいるほど得だからね~」選挙運動員に時給1500円約束 公職選挙法で逮捕された医師らが若い女性スタッフに行なっていた“呆れた指導”
NEWSポストセブン
傷害致死容疑などで逮捕された川村葉音容疑者(20)、八木原亜麻容疑者(20)、(インスタグラムより)
【北海道大学生殺害】交際相手の女子大生を知る人物は「周りの人がいなかったらここまでなってない…」“みんなから尊敬されていた”被害者を悼む声
NEWSポストセブン
医療機関から出てくるNumber_iの平野紫耀と神宮寺勇太
《走り続けた再デビューの1年》Number_i、仕事の間隙を縫って3人揃って医療機関へメンテナンス 徹底した体調管理のもと大忙しの年末へ
女性セブン
チャンネル登録者数が200万人の人気YouTuber【素潜り漁師】マサル
《チャンネル登録者数200万人》YouTuber素潜り漁師マサル、暴行事件受けて知人女性とトラブル「実名と写真を公開」「反社とのつながりを喧伝」
NEWSポストセブン
白鵬(右)の引退試合にも登場した甥のムンフイデレ(時事通信フォト)
元横綱・白鵬の宮城野親方 弟子のいじめ問題での部屋閉鎖が長引き“期待の甥っ子”ら新弟子候補たちは入門できず宙ぶらりん状態
週刊ポスト
大谷(時事通信フォト)のシーズンを支え続けた真美子夫人(AFLO)
《真美子さんのサポートも》大谷翔平の新通訳候補に急浮上した“新たな日本人女性”の存在「子育て経験」「犬」「バスケ」の共通点
NEWSポストセブン
自身のInstagramで離婚を発表した菊川怜
《離婚で好感度ダウンは過去のこと》資産400億円実業家と離婚の菊川怜もバラエティーで脚光浴びるのは確実か ママタレが離婚後も活躍する条件は「経済力と学歴」 
NEWSポストセブン
被告人質問を受けた須藤被告
《タワマンに引越し、ハーレーダビッドソンを購入》須藤早貴被告が“7000万円の役員報酬”で送った浪費生活【紀州のドン・ファン公判】
NEWSポストセブン