人気脚本家・宮藤官九郎(48才)を起用し、話題性も高かったはずのNHK大河ドラマ『いだてん』だが、大河史上最速で視聴率は二桁を割り込むなど、なぜか最近は不調のニュースばかり。
これからどんどん面白くなるのに!と関係者は口を揃えるが、見てもらわないことには視聴率回復にもつながらない。そこで、NHK上層部からは異例の「テコ入れ」指令が飛んだという。
テコ入れとして、最も期待されるのが、ある“助っ人”の起用だ。
「『いだてん』には同じくクドカンが脚本を担当したNHKの朝ドラ『あまちゃん』(2013年4月)のキャストが数多く出演しています。小泉今日子さん(53才)もその1人。そのため、主演を務めたのんさん(25才)と薬師丸ひろ子さん(54才)が追加キャストで出演する案が急浮上しているそうです」(芸能関係者)
のんは2016年6月に前所属事務所を突然独立して以降、テレビドラマへの出演はない。それだけに、クドカン作品での復帰が実現すれば話題にならないはずはない。
「現実的にオファーに向けての話し合いがあったと聞きました。他にも同じく『あまちゃん』に出演していた有村架純さん(26才)、松岡茉優さん(24才)にも声がかかっているとか」(NHK関係者)
しかし、その一方で、日本の“マラソンの父”といわれた金栗四三(中村勘九郎)を支える妻・スヤを演じる綾瀬はるか(33才)を心配する声もあがる。
「視聴率低迷ドラマで追加キャストをテコ入れするのは珍しくない話で、誰しも一度は受ける試練です。ただ、今芸能界一の人気といっても過言ではない立場の綾瀬さんとしては面白くないかもしれません。しかも同じく天然不思議系であるのんさんが出演すれば何かと比較されますからね」(前出・芸能関係者)
とはいえ、当の綾瀬は全く意に介さない様子だという。
「ムードメーカーとして現場をひっぱっていますよ。むしろいろいろなゲストが来るのが楽しみだとか。『いだてん』は新たな大河ドラマへ挑戦しているいわば試金石的なドラマ。ドラマ業界からの評判はむしろ高いですし、現場のやる気はまったく変わりませんね」(ドラマ関係者)
綾瀬の豪脚にはまだまだ余力がありそうだ。
※女性セブン2019年3月7日号