4月にスタートするNHK連続テレビ小説『なつぞら』で、広瀬すず(20才)演じるヒロインの相手役に抜擢された清原翔。さらに話題のドラマ『3年A組』(日本テレビ系)では、創刊当時を支えた田辺誠一と“現在進行形”の鈴木仁の新旧モデルが共演。塩顔王子・坂口健太郎も、『コード・ブルー』(フジテレビ系)で注目を浴びた成田凌も、時代が求めるイケメンを生み出すのは今も昔もこの雑誌だった──。
「一流雑誌のモデルを務めているだけあって、佇まいにも華があるんです。ただそこにいるだけで存在感がある。“演技演技していない”というのがリアリティーにつながっているのだと思います」
昨今のファッション誌『メンズノンノ』モデル出身者の活躍ぶりを分析するのが、イケメン評論家の沖直実さんだ。
「昔は、モデルがドラマにキャスティングされるのは、ビジュアル要素としてだけで、モデルがドラマや映画で活躍できる土壌がなかったんですよね。だから、舞台で力をつけて、演技派の仲間入りした阿部寛さんはまさにレジェンド。今の現役モデルの子たちは、道を拓いてくれた先輩がたに感謝ですよね」(沖さん)
沖さんは、最後に今をときめく若手にこんなアドバイスを。
「ビジュアルだけでいけるのは20代まで。これから若手モデルさんたちがどう切磋琢磨していくのか楽しみですね」
活躍中のメンノンモデルたちを紹介する。
●坂口健太郎(27才)
童顔からは想像がつかない183cmという“恵体”。飄々とした雰囲気をまとい、優男からドS男子など幅広く演じている。専属モデルとして20年ぶりに単独表紙を飾った(現在は専属モデルを卒業したが、最新号では表紙にカムバック)。
●清原翔(26才)
『ゼクシィ』のCMで脚光を浴び、朝ドラ『なつぞら』ではヒロインの相手役に大抜擢。185cmという抜群のスタイルにクールな風貌。インスタグラムのフォロワー数はすでに80万人超え!
●成田凌(25才)
もともと俳優志望。ヘタレ役から色気のある役まで、振り幅の広い演技力が定評。美容学校時代から美的センスは抜群で、同誌で披露している私服の着こなしにもファンが多い。
●織田裕二(51才)
創刊号(1986年)から登場していた織田だが、当時は無名のモデルだった。『湘南爆走族』(1987年)や『彼女が水着にきがえたら』(1989年)でブレーク。1990年には念願のカバーボーイに。