女子アナの仕事は、椅子に座って原稿を読むだけではない。特に様々なイベントに駆り出される若かりし頃は屋外での仕事も少なくない上に、テレビに映らないものも多い。そんな女子アナの“陰の奮闘”を女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が説明する。
「スタジオでのMCが基本ですが、情報番組のレポートや体験ロケ、スポーツ番組の現場取材など番組に関わることだけでも、仕事内容は多岐にわたります。
平成に入ってからは、タレント的な役割を担うアナウンサーが増えました。その影響で局が運営するイベントの司会や『一日警察署長』など、局外での業務も頻繁にあります。屋外イベントではファンへの対応で頭を下げたり、撮影の準備で立ったり屈んだりを繰り返すなどスピーディーな対応が求められるため気が抜けません」
いまやタレント顔負けの人気を誇る女子アナ。しかし、一見派手に見える彼女たちの現場での必死な姿は、テレビで観る姿以上に美しい。
写真■ロケットパンチ
※週刊ポスト2019年3月8日号