昨年1月『トドメの接吻』(日本テレビ系)では見事にクズホストを演じたかと思えば、7月には『グッド・ドクター』(フジテレビ系)で並外れた能力を有するピュアな医師を好演。幅広い演技力で若手俳優のトップランナーとなった山崎賢人(24)だが、それゆえ、忙しさもトップ級のようだ。
2月9日の夕方、山崎は新宿で大人気ゲーム『二ノ国』の劇場版アニメの製作発表会見に出席。今夏公開予定の同映画で初声優への挑戦、しかも主演を演じると明かした。
その約3時間後、連日の激務からか、お疲れ気味の様子で都心の繁華街を歩く山崎の姿があった。デニムに黒のパーカー。フードを被りマスクをつけているものの、イケメンオーラは消せない。周囲をやや警戒しながら入ったのは、ボリューム満点なうえに上質な肉を出すことで有名なステーキ・ハンバーグ専門店だった。
席はカウンターだけだが、駅近でオフィスや大学も近くにあることから若者やサラリーマンに人気のある店だ。
女性マネージャーとともに食券機でメニューを選び、席に着いた山崎。この店で人気ナンバーワンの商品はロースステーキ(1650円)だという。常連客は「セットでライスとお味噌汁がついてくるんですが、ライスは無料で大盛にできるし、凄いコスパが良いんです」と語る。
肉が提供されると、山崎はペロリと平らげた。時間にしてわずか20分ほどの短いディナータイムだ。
この日、製作が発表された『二ノ国』以外にも今年から来年にかけて、続々と彼が出演する大作の公開が控えている。映画業界関係者は山崎の活躍をこう評する。