2020年、56年ぶりに日本にやってくる夏季五輪では、ぜひ生観戦をしたい。さらに表彰台の頂点に上る日本人、おごそかに流れる「君が代」──そんな光景を見たいという人は多いだろう。
水泳、柔道、レスリングなど、日本選手に金メダルの期待がかかる種目は、いずれも決勝チケットが5万~10万円と、高額の料金設定になっている。
「組織委員会が“それでも客が集まる”と踏んでいる証拠で、抽選倍率が高くなるのは避けられない」(スポーツ紙記者)
しかし、五輪観戦に詳しいスポーツジャーナリストの折山淑美氏によれば、こんなテクニックがあるという。多くの競技で観戦条件の良い席から順番にAチケットからDチケット(開・閉会式と陸上競技はEチケット)まで用意されるが、狙い目があるというのだ。