政財界の重鎮、大物芸能人などが住む東京の高級住宅街に3月下旬、4階建ての白亜の戸建てが新たに完成した。地元不動産業者によると「かなりの豪邸です。あの辺りは土地の坪単価で400万円程度。上物も凝った設計ですし、最低でもトータル3億円はくだらないでしょうね」という、周囲の豪邸と比べてもひときわ目を引く新築物件だ。一体どんな大物が入居するのか近隣住民のうわさになっていたというが、その主は、この3月30日で45歳の誕生日を迎えたお笑い芸人の千原ジュニアだという。
「もともと駐車場だったこの土地が売却されたのが3年ほど前。芸能人が買ったといわれていたんですが、その後、一向に建築工事は始まらなかった。なんでも建築士と入念な打ち合わせをしていて、実際の着工まで時間がかかったそうです」(近隣住民)
独身貴族を貫いていたジュニアが一般女性との結婚を発表したのが2015年9月。その約1年後から建築計画は始まったとみられる。愛の巣への思い入れも並々ならぬものがあったに違いない。ジュニアを知る芸能関係者は話す。
「ジュニアさんの父親が一級建築士ということもあってか、設計にはかなりこだわったようです。屋上付きの4階建てで、窓の配置を工夫して外からは家の中がほとんど見えない作りになっています。彼は『渡辺篤史の建もの探訪』(テレビ朝日系)が大好きで、毎週欠かさず見ているほどですから。なかでもこだわったのが防音の地下室。そこに芸人仲間や放送作家を集めて、日夜お笑い会議をする予定だそうです。会議好き芸人の彼らしさが表れていますね」