コカインを使用したとして麻薬取締法違反の罪で、2日に起訴された俳優でミュージシャンのピエール瀧被告(51才)。その影響は芸能界に大きく広がり、映画やドラマ関係者の間では、タレントや俳優に関する薬物の捜査情報が、まことしやかに共有され始めているという。
芸能人が芋づる式に逮捕される可能性が囁かれる中、“キーマン”として注目されている人物がいる。
「昨年4月に、薬物絡みで逮捕された40代の男性X氏です。彼は音楽関係の仕事をしていて、瀧被告とは古くからの親友だといわれています。X氏が捕まってから約1年後に瀧被告が逮捕されたことで、X氏の薬物ルートが瀧被告につながっていた可能性が指摘されています」(全国紙社会部記者)
X氏と関係があったのは、瀧被告だけではない。逮捕当時のX氏は、リリー・フランキー(55才)の運転手だったというのだ。
リリーといえば、イラストレーターやエッセイストなどマルチに活躍し、2005年に発表した自伝的小説『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』は200万部を超すベストセラーになった。
俳優としても2009年に45才で初主演した映画『ぐるりのこと。』で、ブルーリボン賞の新人賞を受賞。福山雅治(50才)と共演した『そして父になる』(2013年公開)やカンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞した『万引き家族』(2018年公開)など、数多くの話題作に出演している。
リリーは瀧被告とも20年来の飲み友達で、バラエティー番組や映画で共演するなど公私にわたって親交が深い。
「Xさんとリリーさんは古い仲というわけではなく、その頃、一時的に運転手を任せていたそうです。彼がクスリで逮捕されたと聞いて、リリーさんは呆然としていました。後日、リリーさんも、捜査員からXさんについて話を聞かれたそうです」(リリーの知人)