ソフトバンク・和田毅(38)は、登板なしに終わった昨年からの雪辱に燃えている。
「キャンプでは9か月ぶりにブルペンに入り、500球を投げ込んで回復をアピールした。交流戦で松坂と投げ合いたいと息巻いてます」(ソフトバンク担当記者)
同じソフトバンクでは、36歳になる松田宣浩の処遇が注目されている。今年が4年契約の最終年に当たるが、昨年はシーズン終盤のCS、日本シリーズでスタメンを外れるなど、かつての「熱男」の影は急激に薄くなった。
「背番号を3年ぶりに『3』から『5』に戻して、“世代交代に逆らう”と宣言。グアムで行なった自主トレでは走り込みを重ね、キャンプでは一~三軍まである大所帯の中で、相変わらず一番声を出していた」(同前)
そのソフトバンクを戦力外となり、10年ぶりに古巣・ヤクルトに復帰したのは五十嵐亮太(39)だ。
「背番号は前回在籍時と同じ53。戦力外を拾ってもらったという恩義を強く感じているようで、オープン戦から全球種を試し実戦調整を続けていた」(前出・在京スポーツ紙記者)