若手実力派漫才コンビ『ミキ』がこの4月から活動の場を大阪から東京へと移した。関西芸人の上京といえば「大阪を捨てた」と取られかねず、失敗の許されないリスキーな挑戦とも言われるが、ボケ担当でイケメンの弟・亜生(30才)の場合は様子が異なるようだ。
ミキは2012年結成のコンビで、亜生が放つ数々のボケに兄・昴生(32才)がテンポよくツッコむというしゃべくり漫才スタイル。2016年のNHK上方漫才コンテスト優勝、昨年のM-1グランプリでは敗者復活からの決勝進出で4位と今注目の若手である。
亜生は今回の上京に際して周囲に不安を漏らしていたという。テレビ局関係者が語る。
「上京する前は、関西ではアイドル的な人気だったけど、東京でそれがウケるのか、芸風を変えたほうがいいのか、と悩んでいました。ところが、4月から『王様のブランチ』(TBS系)など3本もテレビのレギュラー出演が決定。すると心配は一切消えたようで、“東京ライフを楽しむ”という考えになったようです」
亜生が東京ライフを楽しむために選んだ住居は、都心の高級マンション。周囲には隠れ家レストランが多くあり、芸能人が多く住む人気エリアだ。
「家賃は25万円を超えているようで、上京一発目の家としては勝負に出たなと。さらに高級外車ボルボも購入しています。他の芸人とは一線を画すような“大物クラス”の上京ともいえます。ミキの伯父さんは上方お笑い界のレジェンド・上岡龍太郎さんですからね。血統で考えてみても大物クラスです。今後もさらなる活躍が期待できます」(前出・テレビ局関係者)
それだけではない。亜生はプライベートも順調なようだ。亜生の知人が明かす。