近年、芸能界では「相談関係」なるつきあいが流行っている。山本美月(27才)は今田耕司(53才)を一緒に食事に出かけ恋愛相談もする間柄だと公言。広瀬アリス(24才)もお笑い芸人の上木恋愛研究所・ロマンス河野(32才)がそんな存在で、「元日も一緒にいた」とテレビ番組で明かしている。
男女の友情については賛否あるが、この「相談関係」は概ね、賛同の声が多いようだ。しかし、相手が既婚者となれば話は別だ。
結婚情報誌『ゼクシィ』が2018年4月、既婚女性に行った調査によれば、「結婚後に男友達とのつきあい方を変えた?」の質問に、約45%が「変えた」と回答。理由は「彼(夫)の反応や人となりに合わせて」「世間体や不要なトラブルを避けるため」などなど。
同じ質問に、彼らはどう答えるだろうか。
NHK『あさイチ』の司会も務める売れっ子芸人・博多大吉(48才)と、フリーアナウンサー・赤江珠緒(44才)。共に既婚の身でありながら、『フライデー』で“芝生ベッド・デート”が報じられた渦中のふたりだ。
同誌によれば、両者は4月上旬、都内の高級イタリアンレストランで食事をした後、公園に移動。芝生にゴロリと寝ころぶと、時折見つめ合うように言葉を交わしながら、1時間ほどまったりと過ごしたのだとか。
これには芸能界も即座に反応。ダウンタウンの松本人志(55才)は、自身が司会を務めるテレビ番組で「これはやってますね」と冗談めかし、芸人・おばたのお兄さん(30才)と結婚したフジテレビの山崎夕貴アナ(31才)は「自分の旦那だったら、絶対イヤ」と断言するなど、波紋は広がり続けている。
ふたりは赤江アナがパーソナリティーを務めるラジオ番組、『たまむすび』(TBSラジオ)で8年間にわたり共演する旧知の仲。赤江アナはそのラジオ番組で、「仕事の相談で一緒に過ごしただけ」「芝生以外では全く寝ていない」と説明した。
だが、この弁明が逆に炎上している。ある40代主婦が実体験を語る。
「相談を口実に、男性に接近する女は“相談女”と呼ばれていて、特に既婚女性の間で敵視される存在なんです。下心なく相談を持ちかける人もいるけど、既婚男性をその気にさせてしまうという点では同罪。“相談”がいつしか“デート”になり、気がついたら、“不倫”が始まっているんです!」
今回の報道後ネット上には、《わざわざ既婚男性に相談することってあんの》《他人の男を欲しがる女っているよね》など“相談女憎し”のコメントが相次いでいる。
どちらにしても、ただの誤解では済まなかったようだ。
※女性セブン2019年5月9・16日号