どんな文字にも書いた人の人となりがあらわれる。筆跡からその人の性格や人柄、運気まで診断する「筆跡心理学」をおさめ、筆跡診断士であり、国内では数少ない筆跡アドバイザーとして活躍する書家の高橋史氏。サインや署名をする機会が多い有名人の筆跡から、その人となりを読み解く。
◆映画『黒部の太陽』の完成・公開を祝う故・石原裕次郎さんの直筆プレート
【総評】「字の横幅が広い筆跡から、アクティブな人柄がわかります。大小の字が混合している人は、波乱万丈の人生を送るケースが多いです」(高橋史氏、以下同)
【1】右上角の折り返し部分が丸い字を書く人はユーモアがあり、周囲の人々を楽しませるタイプ。
【2】偏とつくりの間隔が広く、人を受け入れる器の大きさを感じさせる。
【3】名前の最後に付ける「おしゃれ点」に、ワンポイント飾りたい気持ちが見える。