芸能

『ナカイの窓』が「断捨離」使用でトラブル、終了にも影響か

3月いっぱいで終了した『ナカイの窓』(番組HPより)

 中居正広(46才)が司会を務めていた『ナカイの窓』(日本テレビ系)が今年3月で終了すると発表された時、どうしてこんな人気番組が、といぶかる声も大きかった。突然の終了の裏にあったのは、たった1つの言葉を巡った騒動だった。

「中居くんはすごくショックを受けていたようでした。自分の冠番組の“トラブル”を今になって知ったわけですから…」(日本テレビ関係者)

 現在、中居が司会を務めるレギュラー番組は5本。令和の幕開けに『新・日本男児と中居』(日本テレビ系)と『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)という2本の新番組も加わったばかりだ。

「『新・日本男児~』は日テレの深夜枠で、今年3月に“打ち切り”となった『ナカイの窓』の“後釜”という形で始まりました。

『ナカイの窓』は水曜の深夜枠、新番組は金曜深夜。より高視聴率が期待されていたのですが、ふたをあけてみると2~3%となかなか厳しい状況。『ナカイの窓』は5%超えを連発していましたから、こんなことなら続けていればよかったという声も多い。3月にも“なぜ人気番組を打ち切るのか”とみんな言っていましたから。ただ、本当のところ『ナカイの窓』はトラブルを抱えていて続行はできなかったようなんです」(テレビ業界関係者)

『ナカイの窓』が抱えていたトラブルとは何か。事の発端は同番組の人気コーナー『断捨離の窓』だったという。司会の中居と4人のゲストが、世の中の無駄なもの、いらないものについて語り、不要なものを減らす『断捨離』を提案するという内容だった。

「昨年8月の放送だったのですが、『アイドルの長すぎる自己紹介』や『「サイトウ」という苗字の漢字のバリエーション』までズバズバ切り捨てていく内容が好評で、このコーナーの視聴率は10%を超えました。昨年10月には第2弾が放送され、またも高評価でした。

 すぐに第3弾が検討されましたが、それ以降、放送されることはありませんでした。『断捨離』というワードをめぐり、番組が訴えられたからです」(前出・日本テレビ関係者)

『断捨離』とは「クラター・コンサルタント」という肩書で活動する、やましたひでこ氏が提唱する片づけ術、および考え方のことだ。ヨガの教え「断行・捨行・離行」から着想を得て生み出され、「モノヘの執着を捨てること」がコンセプトだという。2010年にユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされたこともあり、『断捨離』は現在、広く世間に浸透している。

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン