ビジネス

洋服借り放題サービス 実際に使ってみてわかったメリット

レンタル服は保管場所を確保する必要がないのも便利

レンタル服は保管場所を確保する必要がないのも便利

 近ごろサブスクリプション(定額放題サービス)が花盛り。特に最近は女性向けジャンルでの新規導入が目立つが、中でも人気なのは洋服の月額借り放題だ。なぜ女性はこうしたサービスに夢中になるのか。自身も“サブスクフェチ”だという作家の内藤みか氏がレポートする。

 * * *
 衣料系のサブスクリプションとは、どんなものでしょうか。大抵は月々の定額料金を支払えば、アイテムを決められた数だけ借りられるというシステムのものです。

 気に入らないアイテムは返却すれば他のものと交換してもらえる方式のサービスが多いのも、好みがうるさい女性にとってありがたいところ。有名なのは、無料登録会員数が16万人を突破した「エアークローゼット」や、有料会員数が1万2000人超の「メチャカリ」などです。

 洋服の借り放題は、大きく分けて業者がコーディネイトしてくれたアイテムを送ってくれる“福袋形式”のところと、自分で好きなように品物を選べる“バイキング形式”のところに分かれます。中古の品を貸すところもあれば、新品だけを貸すところもあり、月額料金はだいたい1万円以内です。

 私は両方のシステムを利用したことがありますが、個人的には圧倒的にバイキング形式のものがおトクに感じました。レンタルといえどもアイテムを自分で選べるので「擬似ショッピング」を味わえるのがいいのです。

 私はストレスが溜まるとネットショッピングやフリマサイトで洋服を衝動買いする癖があったのですが、バイキング形式のレンタルを利用し始めた途端、それがピタリと止んだのには驚きました。そのサイトは新品を借りることができるので、タグ付きの服が来て気持ちがいいし、最新流行のデザインのものばかりなので、このサービスによって消費欲求が解消できたのです。

関連記事

トピックス

中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
もし石破政権が「衆参W(ダブル)選挙」に打って出たら…(時事通信フォト)
永田町で囁かれる7月の「衆参ダブル選挙」 参院選詳細シミュレーションでは自公惨敗で参院過半数割れの可能性、国民民主大躍進で与野党逆転へ
週刊ポスト
主演女優として再ブレイクしている安達祐実
《『家なき子』から30年》安達祐実が“子役の壁”を乗り越え、「2度目の主演ブレイク期」へ 飛躍する43才女優の今を解説 
NEWSポストセブン
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
米国からエルサルバドルに送還されたベネズエラのギャング組織のメンバーら(AFP PHOTO / EL SALVADOR'S PRESIDENCY PRESS OFFICE)
“世界最恐の刑務所”に移送された“後ろ手拘束・丸刈り”の凶悪ギャング「刑務所を制圧しプールやナイトクラブを設営」した荒くれ者たち《エルサルバドル大統領の強権的な治安対策》
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
NEWSポストセブン