その厳重ぶりは、ハリウッドスターの来日か、はたまた、外国要人の送迎か――5月19日の午後、東京・品川駅の一角は、大集団であふれかえっていた。
「集団を遠巻きに見る人からは“え? トランプ大統領?”と言う声もあがるほどの熱気でした。その中心にいたのは韓流スターのパク・ボゴム(25才)。身長180cmの長身ではありますが、細身の“爽やか系”で大統領とは全然違いますね(笑い)」(スポーツ紙記者)
パク・ボゴムは、韓国で“国民の彼氏”と呼ばれる人気を誇るスター俳優。2011年に韓国映画『ブラインド』でデビューし、ドラマ『のだめカンタービレ』(2014年)などで人気に。主演ドラマ『雲が描いた月明かり』(2016年)が最高視聴率25.3%を記録、大ブレークを果たした。
3月20日には日本で歌手デビュー。先駆けて行われたさいたまスーパーアリーナでのファンミーティングには1万5000人が会場に詰めかけた。最新主演ドラマ『ボーイフレンド』も3月から日本で放送されている。
「シングル『Bloomin’』はオリコン初登場3位にランクイン。パク・ボゴムは今いちばん旬な韓流スターですね」(前出・スポーツ紙記者)
冒頭の日も、神戸でのイベントで1万2000人のファンを魅了し、東京に戻ってきたところだった。
イベント終えて帰京し、疲労もたまっているはずだが、終始笑顔でファンに対応。涼しい目元にはまったく疲れが感じられなかった。
「日本で雑誌の表紙を飾ったり、活動が増えています。日本のドラマに出たいと意欲も持っているそうですよ」(前出・スポーツ紙記者)
新たな韓流の風が吹きそうだ。