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歯を失う原因1位の歯周病 残せるかの「分岐点」とは

歯周病は歯を失う原因となる

 歯周病は多くの日本人がかかっている病気だが、「歯を失わない」ためには、十分なケアが必要だ。『やってはいけない歯科治療』著者の岩澤倫彦氏が、歯周病に関する注意点をリポートする。

 * * *
 歯を失う原因1位の歯周病。基本的な治療法は、歯の表面に張り付いた細菌の固まり=バイオフィルム(プラーク)の除去だ。

 しかし、不適切な治療や、間違った情報に翻弄されて歯を失う人が後を絶たない。歯周病治療の第一人者、弘岡秀明氏(スウェーデンデンタルセンター院長)に、その進行状況に応じた注意点を解説してもらった。

●STAGE1 早期の歯周病(歯肉の炎症)
症状:歯肉から時々出血、痛みはない(歯周ポケットの深さ3ミリ以内)

 自覚症状がほとんどないので、定期的に歯科医院に通院していないと発見できない。この段階は、正しい口腔ケアだけで治る。

●STAGE2 軽度の歯周病
症状:頻繁に歯肉から出血、歯を支える骨が溶け始める(歯周ポケットの深さ4~5ミリ)

 日々のブラッシングで、いつも出血するなら、軽度の歯周病を疑う。歯肉縁下(ポケット内)のバイオフィルム除去を歯科医院で受けるだけでなく、患者自身が正しい口腔ケアを身につけることが必要。

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