闇営業問題で謹慎処分となった雨上がり決死隊の宮迫博之(49才)だが、その息子がお笑いの世界に足を踏み入れていたことがわかった。
現在、とあるお笑いコンビでツッコミを担当するのが、宮迫の息子である陸くん(18才)だ。中学2年生の時には友人とお笑いコンビを結成。めきめきと頭角を現し、高校生の時には知られた存在に。高校生の全国漫才大会にも出場し、トップクラスの人気を集めた。高校3年生の時には150人収容のホールを満席にした“実績”もある。
今年4月、大学に進学するとお笑いサークルに所属。今では月に3~5本のペースでお笑いライブに出場し、腕を磨いているという。
だが、宮迫は息子の活躍を不安に思っていたようだ。宮迫は過去のインタビューで、陸くんが「芸人になりたい」と口にした際に、「二世芸人で成功しているケースは少ない。正直いって勧めない」と語っている。
「宮迫さんは下積みが長く苦労人です。後輩のナインティナインが先に東京で売れたという屈辱も味わい、やっとの思いで東京進出を果たしたものの仕事がなく、大きな挫折を味わった。芸人として成功するのがどれだけ大変かを知っているからこそ、息子には芸人を目指してほしくないという気持ちだったんでしょう」(芸能関係者)
宮迫はバラエティー番組でもたびたび息子のエピソードを披露するなど、子煩悩でも知られてきた。陸くんが幼い頃から彼のために毎朝弁当を作り、それは彼が高校を卒業するまで続いたという。
「2012年に胃がんを患った時も、胃がんのことを報道で知られる前に、“少しでもショックを和らげよう”と、当時小学6年生だった陸くんに、病気を打ち明けたそうです。泣かれることを覚悟していたそうですが、陸くんから返ってきたのは“大丈夫。パパは絶対に大丈夫。すごい人やから大丈夫”という言葉だった。宮迫さんは号泣して“この子をひとりにはさせへん。絶対に治さなあかん”と決意したそうです」(宮迫の知人)
そんな父親の思いを知ったうえで、本気でお笑い芸人の道を踏み出した長男。