音楽サブスクリプション(定額聴き放題サービス)が人気だ。総利用者数は有料無料合わせて1980万人(有料のみだと1010万人)と右肩上がりで増えている(2019年/ICT総研調べ)。「Prime Music(Amazon)」や「Apple Music」、「LINE MUSIC」など10を超える配信業者のどれを選んでいいのか分からないという人のために、無料プランや厳選されたプレイリストなどが充実している4つのサービスを実際に利用している作家の内藤みか氏が、それぞれのおすすめポイントを紹介する。
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わが家は音楽定額配信サービスに4つも申し込み、それぞれに利用料を支払っています。家族それぞれ音楽の趣味が違うので、こうなってしまいました。
◆無料プランがあるSpotify
さしあたってのおすすめは、「Spotify」の無料プランです。大抵の定額配信サービスには無料お試し期間があります。試してみて気に入ったら正式登録し、課金するというものです。けれど、Spotifyの無料プランは広告つきですが無料で4000万曲をずっと聴き続けられるので、まずはこちらに登録し、音楽配信がどんなものなのかを体感してみるといいでしょう。
Spotifyの魅力は、何といっても大量のプレイリスト。5時間を超えるような長いものも多く、同じジャンルでセレクトされたものが100曲以上続くことも。デスクワークなどの作業中にこれを利用するとBGMにピッタリです。
無料プランは曲を指定することができずプレイリストを楽しむ程度ですが十分楽しいはず(有料は月額980円)。演歌のプレイリストも多く「紅白歌合戦」の曲目リストもあるので、母(70代)がカラオケの練習用に使っていたり、大学生の息子がボーカロイドのプレイリストをかけたりしています。また、AIスピーカーと連動しているのも便利。スピーカーに「70年代の歌謡曲かけて」などと話しかけると応じてくれるのです。