サマージャンボ宝くじが7月2日から8月2日まで発売される。1等前後賞合わせて7億円。「令和」への御代替わりとなって初めて発売されるジャンボでは、“新天皇ゆかりの売り場”にあやかりたい。
「ジャンボの愛称で宝くじが初めて発売されたのは昭和54年。その後、平成の31年間、さらに令和の世まで続いてきました。新元号の下で初めて発売される記念すべきジャンボだけに、新天皇・皇后両陛下ゆかりの地の売り場に、より一層ツキが集まるのではないでしょうか」
そう話すのは宝くじ研究家の“山ちゃん”こと山口旦訓(かつのり)氏。今回は別掲表の通り、ご成婚前に両陛下がデートを重ねた「新浜鴨場」近くの市川妙典CC(千葉・市川市)、一家でご静養される「那須御用邸」に近い黒磯メガドンキホーテCC(栃木・那須塩原市)など全国10か所を厳選した。
◆皇居にいちばん近い売り場
山口氏がまず推すのが、皇居のお濠端から2ブロックほど、JR有楽町駅脇に店を構える有楽町大黒天(東京・千代田区)だ。
「駅構内にある売り場が本家で駅脇が分家ですが、分家のほうで2017年年末の1等前後賞合わせて10億円が2本も出て、超人気売り場になっています」(同前)
肥田俊之店長も意気込みを見せる。
「店先には木彫りの大黒天様が鎮座し、発売初日には深川の大黒様で知られる圓珠院のご住職に開運祈願をしていただきます」