剣道は日本が誇る文化の一つ。競技としての魅力はもちろんのこと、その精神性や芸術性に関心を抱いた外国人が始めることも増えているという。剣道が得意な「強くて美しい」アナウンサー、テレビ朝日の森葉子アナ(33)に聞いた。
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大学まで17年間剣道に打ちこみ段位は四段、高校・大学の個人戦では全国ベスト8でした。肉離れをしても練習を続けようとするほどの負けず嫌いです。
昨年、番組の企画で芸人のチャンカワイさんと剣道対決をして、卒業以来10年ぶりに竹刀を握りました。筋力も衰えていて限界を超えるまで体力を使い果たしましたが、がむしゃらに上を目指していた若い頃とは違い、自分が持てる力を駆使して戦う剣道とはなんて楽しいのだろう、と新たな発見でした。
歳を重ねて人生で追い求めるものも変わったのでしょうね。負けたくないという闘争心は変わりませんが、学生時代はすごく力んでいたのが自然体で相手と向き合えるようになっていて、新しい剣の道が見えました。実は森は強かったんだと周囲にも認められて、「よしっ!」と嬉しかったです(笑い)。