シンデレラボーイ──俳優デビューを果たした前作『中学聖日記』(2018年・TBS系)が社会現象を巻き起こし、岡田健史(20才)は一躍“時の人”となった。それから約半年、俳優人生2作目となるドラマ『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』では、早くも初主演を飾ることとなった。
ロケ地の学校を訪れると、以前にも取材したことのある本誌スタッフを見つけ、腰を直角に折ってお辞儀をしてくれた。「ものすごく勘がいい」「何年もキャリアを積んだ俳優のよう」とスタッフを驚かせていたが、謙虚で実直な性格は、デビュー以来ひとつも変わらないようだ。
「こんなにも早く、地元のテレビ局が制作する、故郷・博多を舞台にした作品に出られて、本当に嬉しく思います。(同じく福岡県出身の)光石(研・57才)さん演じる内藤先生とのシーンでは、自分たちの世代は使わない方言を光石さんが話されていて、思わず“お父さん…”と言いたくなるほど、本当の父と対面しているようでした(笑い)」
せっかくなので、おすすめのグルメやスポットなど“岡田的・博多名物”を尋ねる
と──
「博多の食べ物は、みんな本当においしいです。海鮮、刺身とかもおすすめですし、個人的には、とんこつラーメンが大好きですね。父もラーメン好きで、いろいろなところに2人で行っているんですけど、“ここがナンバーワンだ!”っていうお店があるんですよ。店名はナイショです(笑い)。
それ以外は…自分は本当に8才から野球漬けの生活だったので、実は山笠(博多祇園山笠)も、どんたく(博多どんたく港まつり)も、参加したことがなくて…。どういうことをするかが答えられないんですよね。なので、この作品をきっかけに、地元のお祭や行事についても知っていきたいですね」