7月18日に39歳の誕生日を迎え、女優として円熟味を増す広末涼子。ドラマに映画にひっぱりだこだが、3人の子供を育てる“ママ業”にも手は抜いていない。そんな彼女は、実はここ2年ほどの間に大きな決断をしていたようだ。
東京都心から少し離れた私鉄沿線の高級住宅街。大通りから脇道に入って、入り組んだ一角を進むと、白壁の豪邸が目に入る。高さ約2メートルの門扉に、車2台は入る駐車場。周囲にズラリと並ぶ豪邸の中でも洗練された印象のある外観だ。
「最近、広末さんがお子さんを連れているのをよく見かけます。夫のキャンドル・ジュンさん(45)も見かけますね。広末さんは子煩悩そうで、お子さんと一緒の時はいつも笑顔です」(近くの商店の店員)
広末がこの家を購入したのは、一昨年の夏頃。その年の冬にはリフォームを経て、新居が完成したという。
「もともとあった家を改築していました。運ばれていく家具などが高級品ばかりだし、ゲートやシャッターも立派なのを作っているから、誰が引っ越してくるのかなって近所のみんなで話していたんです。それで最近、広末さんをよく見かけるなあと思っていたら、その家が広末さん宅だったんです」(近隣住民)
もともと広末夫妻は都心のマンション住まいだった。女優としての仕事には都心は便利だが、そこから引っ越したのには理由があったようだ。転居先は次男が通う小学校から徒歩圏内だという。広末の知人が語る。
「この小学校と広末さんの結びつきは強い。長男はここを卒業後、付属の中学校に進学。4才の長女は系列の幼稚園に入っています。広末さんは小学校の父母会の役員にも名を連ねているほど。広末さんとしては“子供たちのために通学しやすい場所に”という思いがあったのでしょう」
広末は、来年もシンガー・ソングライター長渕剛の21年ぶり映画主演作『太陽の家』など、話題作2本の公開を控える。そんな多忙な中、子供たちと向き合うひとときを大切にしたいのかもしれない。
「この小学校のまわりは高級住宅街です。中古物件とはいえ、リフォーム代金や土地代などを合わせても2億円はくだらない。しかも広末さん夫妻は住宅ローンを組まずにキャッシュで購入しているようです」(不動産関係者)
子供のために惜しむものはない──そんな広末の意気込みが聞こえてくるようだ。