現在、「第2の黄金期」と呼ばれているジャニーズJr.(以下、ジュニア)。滝沢秀明氏から『滝沢歌舞伎』を引き継いだSnow Manをはじめ、SixTONES(ストーンズ)、Travis Japan、HiHi Jets(ハイハイジェッツ)、美 少年など、多くのグループが群雄割拠している状況だ。今月20日から、嵐や関ジャニ∞、山下智久らを輩出したバラエティ番組『8時だJ』の後継番組『調べるJ』(テレビ朝日系)がスタートし、彼らのテレビ露出も増えている。また8月には19年ぶりにジュニアの東京ドーム単独公演が開催される。
一方で、関東の面々に勝るとも劣らない人気を誇るのが、新社長に就任した藤島ジュリー氏の管轄下にある関西ジャニーズJr.(以下、関ジュ)だ。関ジャニ∞の横山裕と大倉忠義が育成とプロデュースを行う関ジュのなかでも大きな人気を誇るのが、2018年に結成された「なにわ男子」だ。西畑大吾、藤原丈一郎、大橋和也、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜からなる7人組グループで、デビューは近いとの声も少なくない。
「なにわ男子」の何がすごいのか。彼らの魅力について、テレビ局の制作スタッフ・A氏(20代女性)はこう語る。
「『なにわ男子』は10代のメンバーもおり、フレッシュさとキュートなビジュアルが魅力です。例えば、メンバーの道枝駿佑君は、15歳でドラマ『母になる』(日本テレビ系)に抜擢され沢尻エリカの息子役で話題を呼びました。また西畑大吾君はNHKの朝ドラ『ごちそうさん』(2014年)、『あさが来た』(2016年)に出演するなど、俳優としても注目されています。
彼らは松竹座での舞台経験が豊富なだけでなく、関西ローカル番組でバラエティ力も鍛えられてきました。全国進出した場合、テレビでも即戦力として活躍できる実力があると期待されています。また横山裕と大倉忠義をはじめ、関ジャニ∞のメンバーからのバックアップも強力。演出や指導だけでなく関ジャニのコンサートに出演させるほどのかわいがりよう。嵐に次ぐ動員数を誇る関ジャニファンからの支持も得られる見込みで、注目度が高まっています」