7月17日20時59分、NHKが緊急速報を告げた。《元SMAP3人のTV出演に圧力の疑い ジャニーズ事務所を注意 公正取引委》と、テロップが流れたのだ。
2017年9月にジャニーズ事務所を退所した稲垣吾郎(45才)、草なぎ剛(45才)、香取慎吾(42才)の3人が「新しい地図」を立ち上げてから、元SMAPのメンバーであるこの3人がレギュラー出演する民放番組は放送終了となり、新番組が立ち上がることもなかった背後に、ジャニーズ事務所の「圧力」があったのではないかというのである。公取委の調査は昨年から水面下で進んでいた。
NHKの速報を受けてジャニーズ事務所は完全否定。公式サイトで次のようなコメントを発表した。
《弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものではありません。とはいえ、このような当局からの調査を受けたことは重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したいと思います》
今回の一件について、ジャニー社長の最後の祈りが通じたのではないかと、ファンの胸は熱い。
「実際、公取委の本丸はジャニーズ事務所よりもテレビ局の独禁法違反だとか。今後、テレビ局側に厳しいチェックが入るとされています。テレビ局はあえて潔白を証明するため『新しい地図』の3人を積極的に出演させることが予想されます」(全国紙社会部記者)
ジャニー社長とファンの「SMAP共演を実現させて」という悲願も進むのか。
「ジャニーさんはSMAP解散の時に『SMAPはわが子と同じ』『ぼくは永遠に、後押し、バックアップ、応援していく』と明言していました。その思いをメンバーはそれぞれよくわかっています」(テレビ局関係者)
今、民放TVキー局で自らの冠番組を持つのは中居正広(46才)1人だ。
「中居さんは自分の番組でSMAPの曲を流したり、3人の話も積極的にしていました。『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)での共演を提案することもあるかもしれません。
タモリさん(73才)と近しい関係なので、たとえば音楽活動を続ける木村さんと3人が『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で共演したら…というプランも考えられるかもしれません」(前出・テレビ局関係者)
SMAP5人の再結集が有力視されるのは2020年の東京パラリンピックか。