国内

小泉進次郎 結婚披露宴をやらない背景に「実母との疎遠」

官邸前で結婚を明かしたふたり(写真/アフロ)

 一議員の結婚会見が首相官邸で開かれるのも、NHK午後のトップニュースで報じられるのも、ニュース速報が流されるのも前代未聞のことだった。普段なら“舌鋒鋭く斬り込むはず”の駆けつけた政治部記者たちは、まるで芸能人の結婚会見に訪れたかのように「なれそめは」「結婚の決め手は」と聞くばかり――。

 小泉進次郎議員(38才)と滝川クリステル(41才)が8月7日に結婚を発表、翌8日に入籍した。年明けには出産予定という。

「安倍首相、菅官房長官への報告はまさに父親譲りの“小泉劇場”を見ているかのようでした。あまりにできすぎたシチュエーションに政界関係者は苦笑気味でしたね。忖度なのか、“なぜ官邸で会見を行うのか”“抵抗感はなかったのか”という質問をしない新聞記者を批判する声も多く聞かれました。とはいえ、発表当日まで誰もふたりの関係に気づかなかったのですからこちらの負けですけどね…」(全国紙政治部記者)

 それはともかく、「政治家の妻にピッタリ」「ファーストレディー婚」といわれ、世間は一気に祝福ムードに沸いた。しかし、滝クリは出演したテレビ番組で「披露宴とかはやりません」と突如宣言したのだ。

「これも前代未聞のことです。将来有望な若手政治家は、地元の有力支援者や、政界で自分の後ろ盾になってくれるような大御所政治家たちを招いて、大々的に披露宴を行うものです。これから何かとお世話になる自分の妻を紹介するための大切な場面でもあり、政治資金パーティーを兼ねることもあります。披露宴はまさに“政治活動の1つ”なんです」(別の全国紙政治部記者)

 父親の純一郎氏(77才)も40年前、東京プリンスホテル(港区)に2500人もの出席者を集めて披露宴を行った。にもかかわらず、“将来の総理”といわれる男が、なぜ政治家らしい披露宴をやらないのか。

「“やらない”というより、“できない”といった方が正しいでしょう。もし家族が一堂に会したとしても、進次郎さんと実母・宮本佳代子さん(62才)との疎遠な関係が、変に注目されるだけです。そもそも進次郎さんは今さら佳代子さんを招待するつもりはないですよ。彼にとっての“母親”は別にいますから…」(小泉家の知人)

◆「育てのママ」への恩義と実母との断絶状態

 純一郎氏が佳代子さんと結婚したのは1978年のこと。彼女は当時、青山学院大学の現役学生。15才の年の差婚で、同年7月に長男の孝太郎(41才)、1981年4月には次男の進次郎を出産した。しかし、結婚生活は約5年で幕を下ろす。佳代子さんは第3子を身ごもったまま、小泉家を出た。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン