天候大荒れのお盆が終わり、恒例の帰省ラッシュもひと段落。夏休みを終えて日常生活に戻った人も多いはずだ。そんななか、物議を醸しているのが森泉(36才)の「夏休み子連れ海外旅行」。
森は2018年3月に都内にある寺院の副住職と電撃結婚し、同年6月に長女を出産した。娘が1才になる今年の夏、森はお盆前に休みを取って米ロサンゼルス旅行に出かけたというのだ。
「泉ちゃんは海外での様子をインスタグラムに上げていて、これを見た夫の実家であるお寺関係者から『この時期に休みを取るのはどうなの?』との声があったそうです。
何しろお盆前はお寺がいちばん忙しい時期で、旦那さんは旅行に同行できませんでしたから。でも“子育てでは子供が楽しむことが大切”との信念を持つ泉ちゃんは、いつも通りのあっけらかんとした様子で海外を満喫していました」(森を知る関係者)
森のようにお盆に夫の実家に帰省せず、子供と自由に過ごす「嫁スタイル」について、世の女性からは「よくやった!」「うらやましい!」と大賛成の声が相次いだ。
「正直、お盆ほど気が重い時期はありません。普段から子供と夫の世話で精一杯なのに、義父母という“ジョーカー”まで加わるので大変なんです」(東京都・48才会社員)
実業家でエッセイストの黒川伊保子さんの寄稿「『妻の帰省ストレス緩和』の秘訣」(『プレジデント』2018年9月3日号)によれば、「夫の実家への帰省」で妻が気を使うポイントの1位は「義家族との会話」で2位は「家事の手伝い」。一方の夫は「気を使うことはない」と「手土産」が同率1位で、妻との温度差がクッキリ浮かび上がった。
実際、「帰省明け」の妻からは続々と憤怒の声があがる。「家政婦状態」がつらいと嘆くのは都内の会社員(50才)。
「私の実家に帰省したら夫は何もしないくせに、夫の実家で、私はまったく休めません。朝から晩まで義母と台所に立ち、洗濯物を取り込んで義父のパンツもたたむ。お風呂はもちろんいちばん最後。夫の実家は田舎なので、深夜にボイラー音は“騒音”になるからと、追いだきできずにぬるま湯に入る…。
しかも外出先で知人と会うと、義母は私をチラ見しながら『お客さんが来るとほんとに大変よ』とつらそうにこぼすので、ストレス度はマックスです」
◆食事と生活習慣の違いも悩みの種