「高校時代から池江さんは、自分の力を信じて努力を続けてきた人です。スピリチュアルなこととはまるで無縁で、ゲン担ぎをするタイプでもなかった。だから、今回の一件には本当に驚きました」
そう言って首を傾げるのは、水泳の池江璃花子選手(19才)の友人だ。彼が指摘するのは、『週刊新潮』(9月5日号)が報じた、《「池江璃花子」と「なべおさみ」奇怪なる巡り合い》という記事。
同誌には、池江選手がなべおさみ(80才)の東京・世田谷の豪邸を母親と訪れたり、銀座のイタリア料理店で食事を共にする姿が写真付きで掲載されていた。
「白血病で闘病中の池江さんが、なべさんの家を訪れたのは、彼の『手かざし療法』を受けるためでした。新潮と同じ週に発売された『フライデー』(9月13日号)にも同じ内容の記事が掲載されていて、それによれば、なべさんは池江さんの入院する病室でも手かざし療法を行っていたそうです。お盆に退院してからは、池江さんがなべさんのお宅を週に数回訪れて施術を受けていたとあり、関係者を驚かせました」(スポーツ紙記者)
来年の東京五輪で金メダルの最有力候補とされながら、今年2月に白血病を告白した池江選手。以降は時折更新されるSNSが、唯一彼女の近況が知れるメディアだった。一時退院して自宅で誕生日を祝ったり、東京ディズニーランドを訪れたり――そんなさなか、60才も年上のなべとの2ショットはあまりにも唐突だった。
コメディアンのなべは、ワイドショーの『ルックルックこんにちは』(日本テレビ系)の「女ののど自慢」の司会を担当するなど、一時はお茶の間の顔といわれる存在だった。しかし、1991年、息子の大学入試で替え玉事件を起こし、芸能活動を自粛。
復帰後は、芸能界とは異なる分野の活動を活発化させていた。2015年に出版された自著の『昭和の怪物 裏も表も芸能界』(講談社)には、2006年に胃がんのため胃の全摘手術を受けた王貞治さん(79才)に「手かざし療法」を施した様子をこう綴った。