関ジャニ∞・錦戸亮(34才)がジャニーズ事務所を9月いっぱいで退社することをファンクラブサイトで発表した。ジャニー喜多川社長のお別れ会翌日という電撃発表。背景にいったい何があったのか?
「ワイドショーや情報番組で、ジャニーさんの素晴らしい功績があららためてクローズアップされている中で、錦戸さんの退社報道が飛び出したので、“なぜこのタイミングだったのか”“喪に服すという考えはなかったのか”“もう少し後にできなかったのか”といった反響があがっていたのは事実です」(テレビ局関係者)
実は錦戸の退社情報は、数週間前からマスコミ関係者の間で噂になっていた。
「15周年ツアーが終わる9月3日でグループから抜ける、という話は出ていました。ただ、ジャニーさんのお別れ会があるので、発表はもう少し後になる、という話を聞いていましたが…」(スポーツ紙記者)
最初に錦戸の脱退・退社について報じたのは、今年3月発売の『週刊文春』だった。
「錦戸さんが脱退する意向を固め、夏までに結論を出すというものでした。理由は昨年、渋谷すばるさん(37才)が音楽活動の追求を理由に脱退したこと。彼の中では、渋谷さんが抜けた段階で、もう“関ジャニ∞ではない”という認識でした。
今後のグループ活動をメンバー間で何度も話し合い、多くのメンバーが前向きな提案をする中、錦戸さんだけは“1人でも欠けたら関ジャニ∞の活動も終えるべきだ”と解散を主張したそうです」(前出・スポーツ紙記者)
以降、メンバー間で距離が生まれたという。
「メンバーは錦戸さんの強い独立心を理解していましたが、渋谷さんに続いての連続退社に複雑な思いを抱いていました。文春の報道以降、違う媒体でも錦戸さんに関して“脱退”や“退社”の報道が出ていたので、メンバーの仲は修復が難しいほどギクシャクしていたそうです」(前出・スポーツ紙記者)
関西から東京に進出し、苦労を共にしてきた関ジャニ∞は、仲の良さも魅力の一つだった。退社で揺れる「溝」をファンに感じさせてはいけない――そんな思いが先の15周年ツアーにあったのかもしれない。