スポーツ

池江璃花子が「手かざし療法」経験、どんな効果があるのか

民間療法を受けていることを報じられた池江選手(共同通信社)

 白血病で闘病中の水泳の池江璃花子選手(19才)が、なべおさみの家を頻繁に訪れ、「手かざし療法」を受けていると『週刊新潮』(9月5日号)や『フライデー』(9月13日号)が報じた。

 医療においては、科学的に効果が証明されている手術、抗がん剤やホルモン治療などの投薬、放射線治療などを「標準治療」と呼ぶ。

 これに対し、科学的根拠に基づく医療に含まれない療法を一般に「民間療法」と呼ぶ。

 手かざし療法も民間療法の1つ。ほかにも気功や食事療法など、日本には100を超える民間療法があるといわれる。どれも保険が適用されず、治療費が高額になる。

 過去には芸能人がさまざまな民間療法を受けている。2017年6月に乳がんで亡くなった小林麻央さん(享年34)が受けたのは、「水素温熱免疫治療法」だ。

「高濃度水素の風呂で体温を40℃まで上げ、体の免疫力を高めるという民間療法です。ほかにも麻央さんはヒノキのおがくずや米ぬかを敷く『酵素風呂』や、食事の代わりにオーガニックの野菜や果物を使用したジュースを飲む『ジュースクレンズ』を試していました」(スポーツ紙記者)

 2015年9月に胆管がんで亡くなった川島なお美さん(享年54)は、純金の棒で全身をこすって邪気を払う「ごしんじょう療法」や、「がん放置療法」を受けていた。

 昨年8月に乳がんで亡くなった、さくらももこさん(享年53)が望みを託したのは「バイオレゾナンス」だ。

「ドイツ発祥の治療法で、症状に合わせた周波数の波動を受けることで、人間の体が本来持つ自然治癒力や生命力を高めて、がんを撃退する治療法です」(医療ライター)

 血液・腫瘍内科学を専門とする医師で、医療ガバナンス研究所理事長の上昌広さんが指摘する。

「特に重病で治療がうまくいっていない患者ほど、藁をもつかむ思いでさまざまな民間療法を試そうとします。報道で知る限りですが、外出ができている病状を見ると、治療の経過は順調なはず」

 池江選手が手かざし療法を始めたのは自身の考えではないのかもしれない。

「池江さんがなべさんを知ったのは、池江さんの母親が知人を介してなべさんと面識を持ったからです。なべさんの評判を聞いた母親が、わずかでも可能性があり、精神的にも効果があるならと、池江さんに手かざしを勧めたそうです」(池江家を知る関係者)

関連記事

トピックス

女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
【薬物検査どころじゃなかった】広末涼子容疑者「体を丸めて会話拒む」「指示に従わず暴れ…」取り調べ室の中の異様な光景 現在は落ち着き、いよいよ検査可能な状態に
NEWSポストセブン
運転中の広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
《広末涼子の男性同乗者》事故を起こしたジープは“自称マネージャー”のクルマだった「独立直後から彼女を支える関係」
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
《病院の中をウロウロ…挙動不審》広末涼子容疑者、逮捕前に「薬コンプリート!」「あーー逃げたい」など体調不良を吐露していた苦悩…看護師の左足を蹴る
NEWSポストセブン
北極域研究船の命名・進水式に出席した愛子さま(時事通信フォト)
「本番前のリハーサルで斧を手にして“重いですね”」愛子さまご公務の入念な下準備と器用な手さばき
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(写真は2023年12月)と事故現場
《広末涼子が逮捕》「グシャグシャの黒いジープが…」トラック追突事故の目撃者が証言した「緊迫の事故現場」、事故直後の不審な動き“立ったり座ったりはみ出しそうになったり”
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
【広末涼子容疑者が追突事故】「フワーッと交差点に入る」関係者が語った“危なっかしい運転”《15年前にも「追突」の事故歴》
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン