9月4日に東京ドームで開催された、ジャニー喜多川さんの「お別れの会」。ジャニーズ事務所の所属タレント154人が、忙しい合間を縫って次々に駆けつけた。これだけのジャニーズのタレントが一斉に集まるのも初めてだった。
「裏方に回った滝沢秀明さん(37才)は参列しないで、インカムをつけて指示を出していました。すっかり社長業が板についていましたよ」(テレビ局関係者)
近藤真彦(55才)の挨拶が終わると、セレモニーへと移行していく。
100鉢にも及ぶ白い胡蝶蘭、滝沢が中心になって用意したギネス認定証や愛用の帽子など思い出の品が並ぶステージの中央には、大きな遺影。その上には「Thank You & Forever Johnny」と書かれた巨大なパネルが掲げられている。
ジャニーさんに向かって、一人ひとりが献花し、深く頭を下げていく。献花に使われたのも、ジャニーさんが好きだった白い胡蝶蘭だった。献花の間、スクリーンにはジャニーズを代表する名曲が流され、そこには『世界に一つだけの花』も含まれていた。
「献花を終えると、東山紀之さんをはじめ、TOKIO、V6、嵐のメンバーらが参列者をお見送りしていました。売店前にはテーブルが用意され、精進落とし用のビール、お寿司や串揚げなどが並んでいました。そこで、関係者らはジャニーさんの思い出を語り合っていました」(前出・芸能関係者)
精進落としの場から出口に向かうと、関ジャニ∞、Sexy Zone、A.B.C-Z、風間俊介(36才)らがお見送りをした。
「みんな明るく振る舞い、しんみりしすぎないようにしていました。お別れの会の参列者を見送るというより、ショーを見に来たお客さんを送っているように見えました。近藤さんが挨拶で『笑顔でジャニーさんを送って』と話していましたが、まさにその通りになっていたと思います」(前出・テレビ局関係者)