映画『コーヒーが冷めないうちに』(2018年)で日本アカデミー賞の新人俳優賞・話題賞を受賞し、同時期にオンエアされた人気ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)ではデレデレ男に変貌するツッパリ役を熱演した伊藤健太郎(22才)。多数の話題作に出演し、振り幅の広さを見せつける彼が、最新作『惡の華』では、まさかの“変態”中学生に。われわれを翻弄し続ける彼の胸の内に迫る。
俳優としての実力はもちろんのこと、バラエティーやラジオ、CMなど多方面でも活躍を見せる彼。この大ブレークぶりを本人は冷静に受け止めている。
「まだピンときていないんですよ…。多分、今でも週1で地元の友人と一緒にいるからだと思うんですけど(笑い)、自分自身は高校時代のまんまなんですよね。だから街で声をかけていただけるとうれしい半面、どこかぼくじゃないような感覚があって。でも最近、自分を取り巻く状況がすごい速さで変わっているので、怖さを感じます。気を引き締めなきゃなって」
そんな時、芸能界のよき先輩と親友が心の支えになっているという。