「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」(11月9日開催)に嵐が出演することが発表された。嵐は“奉祝ライブ”を行い、即位をお祝いするための「奉祝曲」を披露することになるという。
無料で行われることとなるこの“奉祝ライブ”。歴史的な一日を目撃するにはどうすればいいのか。
「奉祝委員会のホームページに10月2日までに応募し、当選者のみメールで通知されます。3万席のうち2万席は関係者席になり、残り1万人が無料で招待されます。追加で、応募に外れた人が来る場合に備え、6万人ほどの立見席を用意したり、パレードの道路を一般に開放し、10万人に対応するように検討されています。ただ、国民の皇室に対する関心と嵐の晴れ舞台という一大イベントの規模を見誤っている気がします」(主催関係者)
主催者側の見込みは甘く、最低20万人の嵐ファンの来場も想定される。観覧には充分な注意が必要となる。
「会場では飲食は厳禁。寒さ対策のほか、雨が降っても傘はさせないので、レインコートなどの備えが必要です。即位20年を祝う祭典でのEXILEの時は時折冷たい風が吹く天候で、上皇陛下は“少し冷え込み、皆さん寒くはなかったでしょうか”と来場者を気遣っておられましたが、今回も気温が大きく下がる可能性があります」(スポーツ紙記者)
前例通りなら、二重橋に天皇皇后両陛下がお出ましになり、皇居前広場側、正門石橋付近に特設舞台が設置される予定だ。ステージのすぐ横に巨大モニターが設置され、立見席まで会場の全員が式典の様子を見られるようにする。
「嵐は、両陛下の方を向いてパフォーマンスをすることになるので、観客席からは嵐の後ろ姿を見ることになります。用意されるモニターは420インチと特大で、特設ステージ近辺のほか、観客席前、立見席サイド、日比谷公園野外ステージなど各所に準備する予定で進められていると聞きました」(警備関係者)
◆狙いはホテルか、レストランか、公園か
抽選に外れても、二度とない彼らのパフォーマンスを一目見たい、少しでも耳にしたいというファンもいるはず。事前準備をしっかりとすれば、嵐の歴史的パフォーマンスを共有できる可能性がある。