デビュー20周年を迎えた氷川きよし(42才)が、新境地を開拓している。今夏、アニメソング(通称アニソン)の祭典『アニメロサマーライブ2019』に出演した氷川は、シースルーの衣装で登場し、頭を上下に激しく振りながらアニソンをロック調に熱唱。観客を沸かせた。公演後は取材陣に対応し、「ズンドコの氷川とのギャップで注目してくださっている!」と胸を張った。
イメチェンは、目下開催中の全国ツアーでも見られている。
10月3日の静岡公演。この夜も、演歌だけにとどまらず、アニメ『ドラゴンボール超』の主題歌『限界突破×サバイバー』を、紫のアイシャドーがばっちりのビジュアル系メイクで、ハードロックに熱唱。まるで若手ロックアーティストのようなライブを見せた。
さらなるギャップはライブ後に待っていた。氷川は鮮やかな黄色のワイシャツとデニム、黄色が蛍光に輝くスニーカーという服装で、颯爽と静岡の夜の街に繰り出した。スタッフとみられる中年女性、外国人男性、若い日本人男性の3人と、静岡おでんや海の幸が堪能できる炉端焼き店に入った。
「氷川さんは派手ないで立ちだったもんだから、私も含めて店内の多くの客がすぐに気づいちゃいました。顔を指されても笑顔で返す気さくなかたでした。4人は個室に入って、たくさんのお酒を注文していましたね。漏れ聞こえる会話は英語。氷川さんは、“SEXY(セクシー)”という単語を連発していました。どうやら“もっとセクシーになりたいけどどうしたらいい?”ということを言って、同席していた外国人男性に意見を求めていたようです」(居合わせた客)