ニット衣装は水着とともに、今やグラドルのイメージDVDに欠かせないアイテムとなっている。アダルトメディア研究家の安田理央氏は、巨乳アナとして知られる古瀬絵理と柴田倫代らの名を挙げ「彼女たちは知名度もあり、現在の着衣巨乳・ニット乳の元祖といえます。そこで人々は隠されているのに巨乳が目立ってしまうニットの魔力に気付いたんでしょうね」と語る。
スタイリストたちはいかに奇抜でセクシーなニットを用意するかを競い合っており、そのバリエーションは豊富だ。注目すべきニットを着用するグラドルを編集部で選んでみた。
ノースリーブ部門では、Kカップグラドル・AKOのニット巨乳を選出した。タイトなノースリーブニットに、はち切れんばかりの110cm爆乳の組み合わせはインパクト絶大だ。
続いてはカーディガン部門。元AKB48の板野友美の妹、成美が選ばれた。
「実際に恋人になって一緒に過ごしたら、こんな姿が見られるかも……というリアル感のある妄想の具現化ですね」(アイドルウォッチャー・北川昌弘氏)
同じくカーディガンから派生したニットとして、伏美亜里紗が着用した衣装が目を引いた。リアリティよりもインパクト重視な衣装が多かったのも、この部門の特徴であった。
古くは田村英里子がカレンダーで着用して話題になった、背中が大きく開いたワンピースセーターは2016年頃から注目され、グラビア界では人気の高い衣装となっている。キャラにかかわらずセクシーさを醸し出せるのが支持されている大きな理由だ。手束真知子と星野めいが上手に着こなしている。