芸能

志らく、爆問、クドカン「関東高田組江古田支部」の活躍

「高田組」の面々が活躍中(イラスト/佐野文二郎)

 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、立川志らく、爆笑問題、宮藤官九郎ら「関東高田組 江古田支部」の由来と現在についてお送りする。

 * * *
 今回ばかりは、長いつきあいの読者の皆様に、甘えさせて頂いて……それと言うのもこの連載で描いている佐野(文二郎)クンとこの頁を担当する賢そうな女性編集者のTさんとでコツコツ作業して参りました本が、いよいよ10月30日に発売されるのです。

 頁を私物化しますことお許し頂いて。この連載の3年分の中から厳選した面白コラムに、人一倍“サービス精神”が旺盛な私が珍しくも長文で「立川志らく」「爆笑問題」「宮藤官九郎」を、この本の為に一気に書きおろしたのです。実はこの3人(組)は、バカな素人の頃、私に憧れ刺激を受け堂々と表口から日大芸術学部に入ってきた連中です。素人時代の彼らを、私のこの筆が活写しております。今や日本の文化をリードしつづける男たちです。

 私が若き日、1990年代(40歳過ぎ)。いつも私の所へ集まってくる無名の芸人達がいました。これを誰が言ったか「関東高田組」。大阪から吉本勢が東上してきた頃で、威勢のよかった若き私は「返り討ちだ」とこの名をつけたのかもしれません。兄弟組織に「たけし軍団」。20代だった彼らは今の春風亭昇太(落語芸術協会会長にまでなった)、立川談春・志らくの“立川ボーイズ”、浅草キッド、松村邦洋、江頭2:50ら血気盛んな連中でした。

 あれから30年、今回は「新・関東高田組 江古田支部篇」として書きおろしました。可愛い子分供のことをマスコミがやれ視聴率がどうのこうのと、番組1本作ったこともない奴らが言ってますが何をぬかしやがるです。視聴率なぞなくたって、彼らにはその何百倍の才能があるのです。「テレビ番組にとって大切なのは視聴率ではなくて、数字なのです!」(ズルッ)。

関連記事

トピックス

SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、入学式で隣にいた新入生は筑附の同級生 少なくとも2人のクラスメートが筑波大学に進学、信頼できるご学友とともに充実した大学生活へ
女性セブン
漫画家・柳井嵩の母親・登美子役を演じる松嶋菜々子/(C)NHK 連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合) 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
松嶋菜々子、朝ドラ『あんぱん』の母親役に高いモチベーション 脚本は出世作『やまとなでしこ』の中園ミホ氏“闇を感じさせる役”は真骨頂
週刊ポスト
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で発言した内容が炎上している元フジテレビアナウンサーでジャーナリストの長野智子氏(事務所HPより)
《「嫌だったら行かない」で炎上》元フジテレビ長野智子氏、一部からは擁護の声も バラエティアナとして活躍後は報道キャスターに転身「女・久米宏」「現場主義で熱心な取材ぶり」との評価
NEWSポストセブン
人気のお花見スポット・代々木公園で花見客を困らせる出来事が…(左/時事通信フォト)
《代々木公園花見“トイレ男女比問題”》「男性だけずるい」「40分近くも待たされました…」と女性客から怒りの声 運営事務所は「男性は立小便をされてしまう等の課題」
NEWSポストセブン
元SMAPの中居正広氏(52)に続いて、「とんねるず」石橋貴明(63)もテレビから消えてしまうのか──
《石橋貴明に“下半身露出”報道》中居正広トラブルに顔を隠して「いやあ…ダメダメ…」フジ第三者委が「重大な類似事案」と位置付けた理由
NEWSポストセブン
小笠原諸島の硫黄島をご訪問された天皇皇后両陛下(2025年4月。写真/JMPA)
《31年前との“リンク”》皇后雅子さまが硫黄島をご訪問 お召しの「ネイビー×白」のバイカラーセットアップは美智子さまとよく似た装い 
NEWSポストセブン
異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《中居氏とも密接関係》「“下半身露出”は石橋貴明」報道でフジ以外にも広がる波紋 正月のテレ朝『スポーツ王』放送は早くもピンチか
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン