多くのドラマが2~3話目の放送を終え、いよいよ本格的な展開が始まる今クールのドラマ。平均視聴率20%超えのロケットスタートを切ったのは、米倉涼子(44才)が「失敗しない女医」を演じる『ドクターX』。第6シーズンを迎えても安定感は抜群で、2回目以降も20%近くをキープしている。
「局内は歓喜の嵐です。しかも驚くことに、平日午後の再放送も全番組視聴率のベスト30に入りました。この快挙に、『米倉さんは令和の水戸黄門!』との声まで出ています」(テレビ朝日関係者)
一時は『ドクターX』の色がつくのを避けているといわれ、なかなかシーズン6が決まらなかったともいわれていたが、今回の米倉はさらにパワーアップ。
「米倉さんは会見で、ドラマ撮影前に『低髄液圧症候群』を患い、無気力になったり、まっすぐ歩けなくなったりする症状に陥っていたことを明かしました。危機を感じた米倉さんはすぐに『ドクターX』を監修する脳外科医に相談して処置を受けたそうです。そのこともあって、米倉さんは医療の大切さを実感。これまで以上に勉強に励んでいて医療用語はもちろん、外科手術の手順も完璧に身につけているそうですよ」(前出・テレビ朝日関係者)
視聴率で2位につけたのは、『相棒season18』。水谷豊(67才)と反町隆史(45才)のコンビ人気は根強く、初回視聴率16.7%、第2話15.4%という安定ぶりで、1年間放送ながら今クールの視聴率4位につけた『科捜研の女』(テレビ朝日系・木曜20時)とともに「ドラマのテレ朝」を確固たるものにした。
視聴率3位ながら、今クールいちばん注目を集めているのは、『グランメゾン東京』(TBS系・日曜21時)。木村拓哉(46才)演じる型破りなフレンチシェフが鈴木京香(51才)や沢村一樹(52才)らが演じるシェフ仲間とともに世界最高のレストランを目指すストーリーだ。SMAPファンが涙するのは料理シーン。