新婚生活をスタートさせた小泉進次郎・環境相(38才)と滝川クリステル(42才)。2人の住まいが注目を集めている。
進次郎氏は結婚後の現在も、東京・赤坂の議員宿舎に住んでいる。都心の一等地にあり、地上28階、地下2階という豪華な建物で、家具付きの3LDK。広さは80平方メートルを超える。それでいて家賃は月約13万8000円という安さだ。
「同じエリアにある同レベルの賃貸マンションは月60万円前後が相場なので、議員宿舎は破格の安値です。もちろん、相場の差額を補填しているのは税金です」(政治部記者)
◆滝クリの自宅に警護が必要
しかしこれだけ優遇された宿舎がありながら、進次郎氏は滝川が独身時代から暮らすマンションに帰っている。議員宿舎には「東京23区内に住居を所有する議員」は入居できないというルールがある。進次郎氏は“二重生活”を送っており、都心に2つも家を持つというのは、国民感情を逆撫でしかねない。実際、過去にはこの問題で大やけどをした議員もいる。
2013年には、三原じゅん子参議院議員(55才)が、両親を議員宿舎に住まわせながら、自身は都内の高級マンションで暮らしていると報じられ、釈明に追われた。
2014年には、法務大臣に就任した松島みどり衆議院議員(63才)が、墨田区に自宅があるにもかかわらず、議員宿舎に入居していることが猛批判を浴びた。
進次郎氏のケースに戻れば、議員宿舎と滝川のマンションは車でわずか10分。となれば、さらに世間から猛批判を浴びる可能性が高い。しかし、衆議院事務局広報課によると本ケースは「違反とは言えない」という。
「確かに議員宿舎には、『東京23区内に住居を所有する議員は入居できない』というルールがあります。しかし、配偶者が所有する住居が23区内にあり、そこに住みながら、議員宿舎にも住居を持つというのは、咎められることではありません」
滝川が契約者である限り、問題はないということだ。だが、ルールにかかわらず「議員宿舎を出て滝川と住めばいいのではないか」という指摘もある。
「小さな批判がどういう火種になるかわからないということは、進次郎さんが誰よりもわかっているはず。なのに“二重生活”を続けざるを得ないのは、やはり彼女に気を使っているからなのではないでしょうか」(進次郎氏を知る関係者)
気を使う理由は、大臣警護にある。国務大臣には公務・プライベートを問わず、外出時にはセキュリティーポリス(SP)が付き添い、身辺を警護する。また大臣の自宅前にはポリスボックス(警察の簡易派出所)を設置するケースが多い。