東京都目黒区内の自宅で合成麻薬MDMAを所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻エリカ(33才)。沢尻が出入りしていたクラブ「W」に度々通い、彼女とも交流があった女性はこう話す。
「ここ数か月、沢尻さんは来年スタートのNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の撮影で多忙な日々を過ごしていました。逮捕された日は久しぶりのオフでしたが、翌日には正月特番の『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)の収録があった。だからこの日の彼女は所持はしていたけど、実際はドラッグをやってはいなかったと思います。彼女はこんなことを言っていました。“私はドラッグに溺れない。でもやめる気もない”って」
10年以上もドラッグとつきあってきたとされる沢尻にとって、それは生活の一部だったのかもしれない――。
警視庁組織犯罪対策5課が、東京都目黒区内の自宅で沢尻を逮捕したのは11月16日。逮捕される直前の沢尻が一夜を過ごしたのは、渋谷区内の人気クラブ「W」だった。
コンクリート打ちっぱなしの外観が瀟洒なこのクラブは2000年にオープンし、フロアにはアジア最大規模のミラーボールを有する。音響設備も充実しており、海外からも高い評価を得ている。その夜は、沢尻の恋人であるファッションデザイナーのA氏が同席していた。
「Aさんと沢尻さんは8年前から交際していて、今年の夏頃に別れたと聞きましたが、いわゆる“腐れ縁”で、関係は続いていたようです。ただ沢尻さんはモテるので、Aさんのほかにも親しい複数の男性がいました。
今、周囲が恋人だと認識しているのは、飲食店経営者のB氏です。長身のイケメンの30代後半で複数のレストランを展開するやり手です。この前も“彼とメキシコのクラブで踊ってきたの”と楽しそうに話していました。
実は沢尻さんが逮捕された日、B氏の自宅にも捜査員が来たようですが、何も出てこなかったとか」(沢尻の知人)
◆空白の2時間半に沢尻が向かった意外な場所とは