12月22日に決勝戦の模様が生中継される『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)。11月20日には、準決勝進出コンビ25組が発表された。ここに「GYAO!」で配信されている3回戦ネタ動画の視聴人数1位を獲得したコンビが「ワイルドカード枠」として復活し、全26組が12月4日の準決勝に挑む。
昨年の大会で、平成生まれで初めての王者となった「霜降り明星」は、テレビやラジオで目覚ましい活躍を見せ、一躍お茶の間のスターとなったが、今年注目されるのはどのコンビか。日々劇場でお笑いを楽しんでいるというお笑いファンの男性Aさん(30代)は、準決勝進出メンバーの名前を見て次のように語る。
「やはり『和牛』『かまいたち』『ミキ』と手堅いところが残った一方で、今年は関西のコンビが少ない印象ですね。実際に準々決勝を観覧しましたが、個人的にはウケや笑いの量では関東勢を上回っていた感もある関西のコンビが脱落しているのは残念です。
また『金属バット』と『ゆにばーす』が準決勝に残っていないことを嘆いているファンも多い一方で、過去に決勝に進出経験のある『カミナリ』『マヂカルラブリー』『トム・ブラウン』が残ったことは、彼らの実力や努力を物語っているのではないでしょうか。
個人的に注目しているのは、関西の漫才劇場で実力をつけてきた『からし蓮根』と、コントでも評価の高い『ロングコートダディ』。去年のM-1からさらに面白くなっている『見取り図』にも注目しています。関東勢で独自のスタイルを持っている『ぺこぱ』や『囲碁将棋』は職人芸のよう。彼らはもっと売れて欲しいですね」(Aさん)
お笑いファンで、テレビ局に勤務する女性Bさん(30代)は、準決勝進出メンバーの顔ぶれを見てこう語る。