30年以上にわたり男をそそる女性をイメージガールに起用してきたあかひげ薬局。そのこだわりを、テレビのお色気番組で性のご意見番「あかひげ先生」としておなじみの創業者・内原茂樹社長が語った。
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これまであかひげ薬局が起用したイメージガールは20人弱くらい。30年ちょっとやってきて、1年から長くても3年で代替わりしています。最近は減ったけど、始めた頃は素人の子が直接電話で応募するのが大半でした。一番最初の子は、地元の饅頭屋の娘でしたねぇ。本当にまったくの素人でした。背はそんなに高くないけど、挑発的な目が良かったなぁ。
うちは芸能事務所じゃないんで、タレント、グラドルとして女の子を育てようなんてことを考えたことはないんですが、2人目、3人目と続けた頃には、この先も広告には女の子を起用していこうと思っていました。それも何か魅力を持った子がいい。モデルじゃなくてもいいんです。最初の子もそうでしたが、一般の女の子もたくさん起用してきました。これまでの歴代イメージガールの半分近くは素人の子ですよ。
オーディションで募集したり、売り込みで推薦されたりもしますが、最終的には僕が見て選んでいます。美人でスタイルがいいに越したことはないんですが、それだけではありません。一番重視しているのは、その子の持つオーラ。絶世の美女でなくとも、部屋に入ってきた時にもう、パッと輝いている子っているんですよ。逆に別嬪さんでプロポーションも良いけど、冴えない子というのもいるんでね。
あかひげ薬局が名古屋で創業したのが1987年。最初は地元の中京スポーツ1紙に広告を出したのみで、その後中日スポーツでも広告を出しましたが、それらはイラストを使ったものでした。でもそれではインパクトに欠ける。そこでアイキャッチとして女性を起用したのが「あかひげガール」の始まりです。