ビジネス

あかひげ薬局イメージガール 社長が語る“選ぶ基準”

「あかひげ先生」こと内原茂樹社長

 30年以上にわたり男をそそる女性をイメージガールに起用してきたあかひげ薬局。そのこだわりを、テレビのお色気番組で性のご意見番「あかひげ先生」としておなじみの創業者・内原茂樹社長が語った。

 * * *
 これまであかひげ薬局が起用したイメージガールは20人弱くらい。30年ちょっとやってきて、1年から長くても3年で代替わりしています。最近は減ったけど、始めた頃は素人の子が直接電話で応募するのが大半でした。一番最初の子は、地元の饅頭屋の娘でしたねぇ。本当にまったくの素人でした。背はそんなに高くないけど、挑発的な目が良かったなぁ。

 うちは芸能事務所じゃないんで、タレント、グラドルとして女の子を育てようなんてことを考えたことはないんですが、2人目、3人目と続けた頃には、この先も広告には女の子を起用していこうと思っていました。それも何か魅力を持った子がいい。モデルじゃなくてもいいんです。最初の子もそうでしたが、一般の女の子もたくさん起用してきました。これまでの歴代イメージガールの半分近くは素人の子ですよ。

 オーディションで募集したり、売り込みで推薦されたりもしますが、最終的には僕が見て選んでいます。美人でスタイルがいいに越したことはないんですが、それだけではありません。一番重視しているのは、その子の持つオーラ。絶世の美女でなくとも、部屋に入ってきた時にもう、パッと輝いている子っているんですよ。逆に別嬪さんでプロポーションも良いけど、冴えない子というのもいるんでね。

 あかひげ薬局が名古屋で創業したのが1987年。最初は地元の中京スポーツ1紙に広告を出したのみで、その後中日スポーツでも広告を出しましたが、それらはイラストを使ったものでした。でもそれではインパクトに欠ける。そこでアイキャッチとして女性を起用したのが「あかひげガール」の始まりです。

関連キーワード

関連記事

トピックス

屋根工事の足場。普通に生活していると屋根の上は直接、見られない。リフォーム詐欺にとっても狙いめ(写真提供/イメージマート)
《摘発相次ぐリフォーム詐欺》「おたくの屋根、危険ですよ」 作業着姿の男がしつこく屋根のリフォームをすすめたが玄関で住人に会ったとたんに帰った理由
NEWSポストセブン
人が多く行き交うターミナル駅とその周辺は「ぶつかり男」が出現する(写真提供/イメージマート)
《生態に意外な変化》混雑した駅などに出没する「ぶつかり男」が減少? インバウンドの女性客にぶつかるも逆に詰め寄られ、あわあわしながら去っていく目撃談も
NEWSポストセブン
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん
「サイズ選びにはちょっと違和感が…」小室眞子さん、渡米前後のファッションに大きな変化“ゆったりすぎるコート”を選んだ心変わり
NEWSポストセブン
大の里、大谷
来場所綱取りの大関・大の里は「角界の大谷翔平」か やくみつる氏が説く「共通点は慎重で卒がないインタビュー。面白くないが、それでいい」
NEWSポストセブン
悠仁さまの通学手段はどうなるのか(時事通信フォト)
《悠仁さまが筑波大学に入学》宮内庁が購入予定の新公用車について「悠仁親王殿下の御用に供するためのものではありません」と全否定する事情
週刊ポスト
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・Instagramより 写真は当該の店舗ではありません)
味噌汁混入のネズミは「加熱されていない」とすき家が発表 カタラーゼ検査で調査 「ネズミは熱に敏感」とも説明
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”の女子プロ2人が並んで映ったポスターで関係者ザワザワ…「気が気じゃない」事態に
NEWSポストセブン
CM界でも特大ホームラン連発の大谷翔平
【CM界でも圧倒的な存在感の大谷翔平】「愛妻家」のイメージで安定感もアップ、家庭用品やベビー用品のCM出演にも期待
女性セブン
堀田陸容疑者(写真提供/うさぎ写真家uta)
《ウサギの島・虐殺公判》口に約7cmのハサミを挿入、「ポキ」と骨が折れる音も…25歳・虐待男のスマホに残っていた「残忍すぎる動画の中身」
NEWSポストセブン
船体の色と合わせて、ブルーのスーツで進水式に臨まれた(2025年3月、神奈川県横浜市 写真/JMPA)
愛子さま 海外のプリンセスたちからオファー殺到のなか、日本赤十字社で「渾身の初仕事」が完了 担当する情報誌が発行される
女性セブン
昨年不倫問題が報じられた柏原明日架(時事通信フォト)
【トリプルボギー不倫だけじゃない】不倫騒動相次ぐ女子ゴルフ 接点は「プロアマ」、ランキング下位選手にとってはスポンサーに自分を売り込む貴重な機会の側面も
週刊ポスト
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん
《ドバイの路上で脊椎が折れて血まみれで…》行方不明のウクライナ美女インフルエンサー(20)が発見、“危なすぎる人身売買パーティー”に参加か
NEWSポストセブン