3年ぶりのGPファイナル制覇へ、羽生結弦選手(24才)は闘志に燃えている。フィギュアスケート関係者はこう語る。
「羽生選手の最大のライバル、アメリカ代表のネイサン・チェン選手(20才)とベストな状況で競いたいという気持ちが大きくなっているのです。
羽生選手がけがで欠場となった昨シーズン、その前のシーズンとグランプリファイナル(以下GPファイナル)を2連覇しているのが、ネイサン選手。しかも今年3月の世界選手権で羽生選手はネイサン選手に敗れました。以降“いつもネイサンの幻影がちらつく”というほど意識していました。羽生選手としては今回こそ圧勝し、自分が絶対王者であることを証明しようと意気込んでいます」
決戦の日まで、一瞬たりとも気を緩めたくないが、彼の周辺では、集中に水を差すような出来事が相次いだ。
NHK杯前の11月13日、あるツイッターが炎上した。《僕もフィギュアスケーター》という人物が《羽生くん、ちょー性格悪いですよ》などと羽生選手の悪口を書き込んだのだ。
ツイートは瞬く間に拡散。その後、投稿主は特定されたのだが、なんと岡山県スケート連盟に所属する高校3年生のA選手だった。彼はネットユーザーからバッシングを受け、岡山県スケート連盟共々、謝罪する事態に。
「このツイートに羽生ファンたちは激怒し、大騒動になりました。投稿主に誹謗中傷のツイートを送り返すファンもいる一方で、“これをきっかけにスケートをやめないで”という応援のツイートも散見されました」(別のフィギュアスケート関係者)
炎上ツイートを投稿したA選手とはどんな人物なのか。
「彼は、西日本ジュニアでもなかなか結果を残せておらず、全日本への出場経験はありません。つまり、彼は羽生選手と一緒に練習したことは一度もないはず。なのになぜ、こんなことを書いたのか。A選手はすでに某有名大学へのスポーツ推薦が決まっているという情報もありますが、この事件がどう影響するのか…」(前出・フィギュアスケート関係者)
羽生選手は、別の話題でもファンのツイッターをにぎわせた。