モデル・亜希(50才)のインスタグラムにこれまでになくたくさんのメッセージが届いている。その多くが、元夫である清原和博(52才)が着実に復帰に近づいていることへの感謝の気持ちを表したものだ。離婚から5年。一切の交流を絶っていたふたりに何が起きているのか──。
《この著書が発売されたとき、何が書かれているんだろうかと嫌な気持ちになったこと、今でも鮮明に覚えています(中略)私が知らなかったこと、何度も聞いていたこと。彼が少年時代を過ごした場所もすべて知っているからこそ、今まで封印していた気持ちが溢れ出したのかもしれません。涙が止まらなかった》
ファッション誌『HERS』12月号(光文社)の連載でそう明かしたのは、モデルの亜希。「この著書」とは、元夫の清原和博が2018年出版した書籍『告白』(文藝春秋)のことだ。
2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕された清原は、この著書で栄光と挫折の半生を振り返り、「今もまだ暗闇の中にいる」と明かしていた。
「2019年4月に始まった亜希さんの連載は今回が最終回でしたが、これまで彼女は子供たちのことには触れても、清原さんのことは一切書いていませんでした。それなのに、最後の最後に清原さんについて触れたことに驚きました。しかもエッセイの締めくくりに『今の姿を応援したい』と元夫にエールを送ったんです」(ファッション誌関係者)
ふたりは、当時清原が所属していた巨人の試合を亜希が観戦した際、控室で挨拶を交わしたことで交際をスタートさせ、2000年に結婚。2002年に長男、2005年に次男が生まれた。2008年に清原が現役を退くと、子育てがひと段落した亜希は「清原亜希」としてモデル業に復帰し、押しも押されもせぬ人気主婦モデルとなった。
ふたりの運命が大きく変わったのは2014年。『週刊文春』が清原の“薬物使用疑惑”を報じると、追い詰められた亜希は子供たちを連れて家を出たのち、離婚した。
その2年後に清原が逮捕されたが、亜希はシングルマザーとして、現在有名私立高校と中学に通う2人の息子を育てあげた。
「元夫の逮捕によってファッション誌の企画が中止になるなどの大打撃を受けながら、彼女は名前を『清原亜希』から『亜希』に変え、モデル業を続け、アパレルブランドを立ち上げるなどプロデューサーとしても活動しました。
経済的に決して楽ではなく、車も替えて引っ越しもした。母親としての役割をまっとうしながら仕事もこなすことに精一杯だった彼女は、清原さんのことは一切考えないようにしていました」(前出・ファッション誌関係者)
そんな亜希がここに来て、元夫に対する思いを“告白”したことは多くの関係者を驚かせた。
「ちょうど11月からドリームマッチや野球教室で、執行猶予中の清原さんが公の場に出る機会が増えてきたところでした。このタイミングで亜希さんが応援コメントを出したことには、“まるで復縁コール”との声があがるほどです」(芸能関係者)