ビッグカップルの誕生や芸能界に端を発した事件も多かった2019年。放送作家の山田美保子さんは、この一年をどう捉えたのだろう。2019年の芸能・社会を振り返る。
■山田美保子さんの選ぶ2019年芸能・社会ニュース
【1】雅子さま、涙の即位礼
【2】ジャニー喜多川さん死去
【3】嵐の休止発表&ニノの結婚
【4】沢尻エリカ、薬物で逮捕(ピエール瀧、田口淳之介ほか著名人の逮捕多数)
【5】笑わない男・稲垣啓太選手ほか、ラグビーフィーバー
【6】小泉進次郎&滝川クリステル結婚
【7】南海キャンディーズ・山里亮太&蒼井優結婚
【8】宮迫博之ほか、闇営業で活動休止
【9】新井浩文被告が強制性交で逮捕
【10】剛力彩芽が前ZOZO社長・前澤友作氏と破局
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念願の『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした『純烈』のメンバーに女性スキャンダルが勃発して、まさかの脱退に続いて、国民的アイドル・嵐が活動休止を発表するなど、年号がわりを目前に、衝撃的な大ニュースが連続。ピエール瀧さん(52才)、新井浩文被告(40才)、チュートリアル徳井義実さん(44才)、そして沢尻エリカ被告(33才)ら、映画やテレビ、CMなどで見ない日はない人気者が、いきなり目の前から消えてしまう不祥事も連続して起きてしまいました。
その都度、キャストやスタッフが声高に主張していたのが、「作品に罪はない」という論調。なかでも、「垂れ流し感のあるテレビは無理かもしれないけれど、お金を払って観に行く映画や舞台なら公開を自粛しなくてもいいのではないか」という意見に「賛成」という人たちは少なくなかったと思います。
とはいえ、新井浩文被告を例にとると、主演ではなかった『台風家族』は、延期されながらも公開できたのに、W主演の1人として名前を連ねていた映画は公開中止に。その内容も関係していたようですが、こうしたケースにまつわる賛否の結論は2020年に持ち越されてしまいそうです。