12月24日、クリスマスイブにビッグカップルが誕生した。バカリズム(本名・升野英知。44)が結婚を発表したお相手は、アイドルグループ・でんぱ組.incを2019年1月に卒業し、同年3月をもって芸能界を引退した夢眠ねむさん。2019年は南海キャンディーズ・山里亮太、オードリー・若林正恭と“こじらせ芸人”たちの結婚が話題になったが、そこにバカリズムも続いた形だ。
世間に驚きを与えた今回の結婚発表だが、もともとバカリズムと夢眠さんの共演歴は長い。バカリズムが2010年11月に開催した単独ライブ『サスペンス』のエンディング曲のコーラスに夢眠さんが参加したのが始まりで、その後も歌番組やバラエティ番組で多数共演。2015年11月に開催された音楽イベント『バズリズムライブ』のステージでは、バカリズムが“塩辛ピンク ”として、でんぱ組.incのステージに参加した。
また、2人がレギュラー出演していた日本テレビ系『アイキャラ』は、2016年からシーズン4まで続き、今回の結婚を“アイキャラ婚”と呼ぶファンもいる。さらに夢眠さんは、バカリズムを中心とした“升野軍団 ”のメンバーとして、プライベートでも長年交流を持っていた。
結婚発表を受けて注目が集まったのが、夢眠さんが2019年3月にインターネット配信番組「猫舌SHOWROOM『豪の部屋』」に出演したときに語った“大きな梨”のエピソードだ。バカリズムが話題に上ると、夢眠さんは、「大好き。天才ですよね」とコメントしつつ、あるエピソードを明かした。
かつて夢眠さんが落ち込んでいたとき、それを察したらしいバカリズムから、Twitterで「大きな梨を食べました」と記しただけのリプライを送られたのだという。「大丈夫?」と心配されるのではなく、何気ない日常を報告されたことで心癒されたそうで、「何の弱みにもつけこまず、元気づけてくれたんだと思った」「私が病まなくなったのは升野さんのおかげ」と振り返っていた。