2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公は、大河史上初となる明智光秀。美濃国(現在の岐阜県南部)生まれの無名の武士が、名将・織田信長の重臣に上り詰めたのち、謀反を起こす。謎に包まれた男が生まれた岐阜の魅力に迫る。
◆明智光秀とはどんな人物?
戦国大名・織田信長の重臣。1582年に「本能寺の変」を起こし、信長を自害に追い込んだ“天下の謀反人”として知られる。生まれは諸説あるが岐阜県説が有力。滋賀県とも縁が深く、大津市に坂本城を築き居城していた。死亡説も諸説あり。
光秀の出生地として名高い美濃国(現・岐阜県)南部では、6つの市がその地に名乗りを上げている。いわれのある土地とともに、光秀の主君が居城した岐阜城のお膝元・岐阜市も含め、歴史とグルメをWで楽しめるスポットを紹介。
◆主君の城がある岐阜市
光秀が仕えた斎藤道三、後に織田信長が居城した岐阜城がある街。「岐阜城は今も現存。長良川河畔は日本家屋が建ち並ぶ風情ある街並みで、あゆ料理が名物!」(『GiFUTO』編集長・光田周平さん)
【岐阜市】餃子専門店 岐州
住所:岐阜市住田町1-31-マツノビル1階
小籠包のように肉汁があふれる餃子(5個400円)は、毎日約100人分が完売。モチモチして甘みのある皮に包まれた餡は豚肉の旨みたっぷりで、野菜のシャキッとした食感も絶妙。
◆影武者説が伝わる山県市